2020年11月10日

「hints」~楽書新聞197号~199号~




楽書新聞も次号で『200号』(月1回発行)を迎えます。これまでこどもたちの頑張りと、私の(わがままな?)想いなどを綴ってまいりました。

社会の変化、こどもたちの変化もあり、私自身もマイナーチェンジしながら、少しずつ内容も変化していっているように思います…。

しかし、教室を始めた当初に掲げたこどもたちの成長と幸せを願う気持ちは変わりありません…。

これからも少しでもこどもたちの成長にお役に立てるよう精進してまいります。宜しくお願い致します。






「hints」


小学3年生の息子が、毎日連絡帳にことわざを書いて帰ってきます。(覚えているのかわかりませんが…)

学校の朝の会で、言葉の学びとして取り組まれているようでとてもいいことだと思います…。


「魚心あれば水心」

「袖振り合うも他生の縁」

「己の欲する所を人に施せ」

「情けは人の為ならず」

「一期一会」

「呉越同舟」


ことわざは、生きていく上で役に立つ知恵、ヒントを短い言葉で伝えてくれます…。上記のことわざは、人との関わりについてのことわざです…。


昔も今も人間関係というのは、大変で、煩わしくもあり、しかしとても大切なことでもあります。

古の人たちも悩み、考え、私たちがよりよい方向に進めるよう作ってくれたのだと思います…。


先日読んだ本に、ことわざではありませんが、こどもたちの今に適した言葉(人との関わり方について)がいくつかありましたので紹介したいと思います…。(ある本を参照)



○「意見が違って当たり前」

世の中には色々な考え、思いをもっている人がいます。自分とまったく同じ人なんていません。意見の違いはあって当り前。だからビクビクする必要はありません。


○「みんな違うからおもしろい」

生まれ育った環境も、育てられ方もみんな違う。考えも価値観も…。みんなと違う考えや思いがあることこそおもしろいと受け止めよう。


○「相手の感じ方を想像しながら話す」

自分の考えや思いを話しても、受け止め方は相手しだい。聞く人がどう感じるか想像しながら話してみましょう。


○「信用されることは難しい」

人は行動の積み重ねで評価されるもの。少しずつ長い時間をかけて作られていくものです。


○「友だちは多くなくてもいい」

たくさん友だちがいるのもよし、ひとりぼっちでもよし。みんなと合わせるのも合わせないのも自分で決めればいい。


○「きらい」でもいじわるはしない。

誰でも「合う、合わない」「好き、嫌い」はあるものです。しかし、いじわるはしない。考え方や感じ方の違いは誰でもある。それを知ることが大切。


○「イライラをコントロール」

人との意見が合わなかったりするとイライラしたりします。そういう時は落ち着いて、感情をコントロールすることも大切。コントロールの練習をしよう。





これからも生きていると大変なこともたくさんあることでしょう。しかし、ネガティブに生きるより明るく楽しく生きていけた方が絶対幸せだと思います。

自分に合った生き方を考え、よりよく生きるためのヒントになればと思います…。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

同じカテゴリー(書道塾の日々の様子)の記事画像
「20」〜楽書新聞225号〜237号〜
「第44回読売学生書展」~みんなのがんばり!(124)~
「橋名板」を揮亳(^-^)/
「good life」~楽書新聞219号~224号~
「土から突然花は咲かない…。」
「一生懸命さ…」~第66回毎日全国学生競書展~みんなのがんばり!(123)
同じカテゴリー(書道塾の日々の様子)の記事
 「20」〜楽書新聞225号〜237号〜 (2024-01-17 22:40)
 「第44回読売学生書展」~みんなのがんばり!(124)~ (2022-12-27 15:45)
 「橋名板」を揮亳(^-^)/ (2022-12-07 16:30)
 「good life」~楽書新聞219号~224号~ (2022-12-01 09:00)
 「土から突然花は咲かない…。」 (2022-04-20 15:05)
 「一生懸命さ…」~第66回毎日全国学生競書展~みんなのがんばり!(123) (2022-04-07 09:30)

Posted by 大川こども書道塾 at 13:00│Comments(0)書道塾の日々の様子
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。