大川市にあるお子様向けの書道塾のブログです。書道の指導はもちろん、礼儀なども重視した教育を進めています。(お問い合わせ先)福岡県大川市大字津277-1 TEL0944(87)4897 090(9592) 9112 メールの場合、h0612001@gmail.comまで よろしくお願い致します。
2017年01月27日
「思い出の渡り廊下…」

↑てっぺいに作ってもらったものです(^-^;)
教室に飾っています…(^^)/
「思い出に残る子どもたち…」(1)
○「金髪の女子二人組」…
中学校に勤めていた時のこと、いつも掃除の時間に渡り廊下ですれ違う「金髪の女子二人組」がいました…。
いつも明るく「おっ!先生!」って声をかけてくれる生徒で…。
私も若かったせいか、年も近いので気軽に話かけてくれていました。
掃除の時間の渡り廊下を渡る数秒間…。
二人とも彼氏がいるらしく、彼氏のことをよく話してくれていました。
時には、沈んだ表情の時もあり、すごくテンションが高い時もあり…。
彼氏と何かあったということがすぐわかり、見た目は「金髪」だけれども「純粋で、素直な子たち」でした。
担当学年が違ったので、「髪の毛」のことは、あまりタッチせず…。
しかし、たまに学年の風紀検査で指導され、黒髪に変身してくる時もありました…。
内心この子ら「金髪」が似合っとるなぁと思うこともあったりして、「髪の毛」を見て話をすることはありませんでした…。
ある日、いつもの掃除の時間…
二人が渡り廊下を通る時間…
足音が一人…、あれっ?…。
「今日一人?」
「うん。学校に来てない…。」
「何かあった?」
「わからん…」
次の日も一人、次の日も…。次の日も…。
何日も、何十日も…「金髪の女子二人組」にはならなかった…。
不登校になったようで…。
掃除の時間の数秒間の会話がなくなったのがさびしく感じられました…。
後に聞いた話だったのですが、家庭環境が複雑だったようで…。
彼女たちは3年生だったので、卒業がもうすぐのところまで来ていました…。
…いつもの掃除の時間…、
スリッパの音が二人分、「カタカタッ…」と近づいて来て…、
「久しぶり!」と…。
見た瞬間、髪の毛は前と同じ「金髪」だったが、身体がガリガリに痩せ細っていた…。
「久しぶり!」と言いたかったが、
思わず「大丈夫か?」と言ってしまった…。
あまりに痩せ方がひどくて、顔色も青白く、脚が鶏の脚のように細くなっていた…。
顔は以前のように笑顔だったが、力のない笑顔だった…。
色々なことを考えた…。
家庭で何かあったのか…。
食事ができないくらい辛い思いをしていたのではないかとか…。
学校にできることはなかったのか…。
私にできることはなかったのか…。
渡り廊下でのあの笑顔は…。
卒業後、どうしているかわからないが、元気にしてくれているといいと…。
「金髪の女子二人組」…
もう30歳近くになっている…。
2017年01月26日
「書道之友1月号」作品出品!みんなのがんばり!(81)

「書道之友1月号」作品出品致しました(^^)/
今年最初の作品になります。また1年しっかりと練習をして「技術」も「心」も成長させていきましょう!












































毎回毎回の練習を、一枚一枚の練習を、一線一線の練習を真剣に、本気で書き込んでいけば必ず上達していきます…。
2017年01月25日
楽書新聞154号~「根が育ち花開く…」

今年最初の楽書新聞(154号)発行致しました(^^)/
昨年末行われた「第38回読売学生書展」の結果を載せております。


写真掲載している作品を書いた生徒たちは、平均7~8年筆を握ってきた生徒たちです。
「積小為大」…
小さな積み重ねをコツコツと辛抱強くやってきた結果このような作品を書けるようになったのだと思います。
○「根を育てる」…
筆の握りはじめはみんな上手ではなかった…。
たった1~2年で大輪の花など咲くはずがない…。(咲いた人など見たことがない…)
最初の2~3年は、「根」を育てること…。
人としての土台作り、技術の基本を育てること…。
2~3年かけてもできない場合、4年でも5年でも、10年でも根気強くやっていく…。
諦めないこと…。
賞を取るなど考えない…。
何事にも順序がある…。
(3年後も4年後も、10年後20年後も「根」はずっと大切である。)
「根」を育てず、「花」は咲かない…。
咲いたとしても、すぐ枯れる…。
根が育っていない訳だから…。
急に咲かせようとすると無理が出る…。
また、一からやり直しである…。
何事も慌てず、焦らず、しっかりと「根」を育て
雨風にさらされてもしっかりと立っていられる人に育てること…。
ただそれだけである…。
ただそれだけ…。
努力と時間は必要だろう…。
「するか」「しないか」である…。
「根」が育てば自ずと伸びて、「花」開く時が来る…。
自分で「根」を育て、「大輪の花」を咲かせる人に育っていってもらいたい…。
今寒風に耐える草木のように…。
「春」はもうすぐである…。
2017年01月23日
「一歩」~☆第61回毎日全国学生競書展結果発表!☆みんなのがんばり!(80)

第61回毎日全国学生競書展の結果が発表され、10名の生徒が特別賞を受賞致しました!
☆みなさんおめでとうございます\(^o^)/☆

特別賞(2月に)・金賞(3月に)のみなさんは毎日新聞(朝刊)紙上でも発表されます!
※表彰式は特別賞受賞者のみで、一つの賞に複数名受賞者がいる場合は、代表者1名だけの表彰となります。
※特別賞・金賞作品は、「太宰府天満宮回廊」にて展示されます。(ただし、毛筆の金賞作品、硬筆の特別賞・金賞作品は綴じ込み展示になります。)
「一歩」…
コンビニエンスストアへ買い物に行く「一歩」と学校へ登校する時の「一歩」は違うと思います。
以前、マラソンの大会に出場したことがあるのですが、10キロレースとフルマラソン(42,195キロ)も「一歩」が違います。
また、フルマラソンとウルトラマラソン(100キロ)の「一歩」も随分と違いました。
※お恥ずかしい話ですが100キロマラソンは2回出場して2回ともリタイアしました(;_;)(1回目は70キロリタイア、2回目は60キロリタイア)
…散歩へ行く「一歩」と富士山に登る「一歩」もまた違うでしょう…。
この「一歩」の違いは何か…?
「覚悟」の違いではないかと思います…。
平坦な道を歩けば余程なことがない限り転ぶこともケガをすることもないでしょう…。またきつくもないと思います。
富士山のような高い山を登るのであれば、かなりしっかりとした準備、心構えが必要になってくるでしょう…。(サンダルなんかでは無理…)
それでは、自分自身の「人生の山」への「一歩」はどれくらいの「覚悟」で挑んでいるか…。
「一歩」という簡単な言葉、簡単なことかもしれませんが、向かう場所(人生の目標)によって、「一歩」の重さが変わってくるかもしれません…。
「一歩」…。
「覚悟」に大きい、小さいがあるかわかりませんが、「一度きりの人生」ですので、「強い覚悟」をもって「一歩、一歩」を歩いていきたいと思います…。
2017年01月18日
「すごい犬たち…(;゚д゚)」

先日、家族で公園へ遊びに行った時に犬の障害物レースのようなイベントが行われていました。
一頭ずつスタ一トし、タイムとミスがなくコースを走れたかを競うような競技でした…。
トイプードルやチワワのような小型犬から大型犬まで出場しており、よくあんなに躾られているなぁと感心して競技を見ていました。
日本代表を選ぶ第一次予選会だったようで、ある程度の技術を持った犬でないと出場できなかったみたいです。
ハードルを飛び越える技術や俊敏な動きには目を見張るものがあり、こどもたちもびっくりしていました(;゚д゚)
実は大変お恥ずかしい話なのですが、3度(3頭)犬を飼ったことがあります…(^-^;)
飼い主のしつけが悪かったせいか全くいうことをきかない犬たちでした…。
…犬たちは悪くなく、しつけ方がダメだったんですね…(^_^;)

出場している犬たちと飼い主の方々のコミュニケーション・信頼関係(厳しさ、可愛がり方)、愛情のかけ具合がとても上手に感じました…。
人を育てるのもこれが必要なのでしょうね…。

「すごい犬たち」には「しつけがすごく上手な飼い主」がいるということがわかりました…(^-^;)
2017年01月17日
「飲酒運転撲滅のために…」第5回SDD全国こども書道コンクールに出品!!

今年も「SDD全国こども書道コンクール」に出品致しました!
エフエム大阪主催で行われている飲酒運転撲滅のためのプロジェクトです。
※SDDプロジェクトとは、「STOP!DRUNK DRIVING PROJECT」のこと。

世の中から飲酒運転をなくし、「飲酒運転ゼロ」を願いに子どもたちの言葉で社会貢献できればと思い参加させていただいています。

飲酒運転という行為は多くの命を奪い、夢や希望までも奪ってしまう、人の人生をも狂わせてしまうという大きなルール違反、犯罪です。
子どもたちのメッセージが飲酒運転をやめない大人たちの心へ届けばと思います…。

(スケジュールの都合上全生徒が取り組むことができませんでした。ご理解下さいますよう宜しくお願い致しますm(_ _)m)


昨年の作品が「SDD全国こども書道コンクール」の作品募集のチラシに採用されています。(左上作品)

九州・沖縄地区の代表5名に選ばれるとFM福岡で行われるアワードセレモニーに参加していただきます。
また、5名の中より1名が最優秀賞として選出され、大阪城ホールでのグランドパフォーマンスに参加できます。《入賞者は後日発表されます。》
ただ筆を持って「技術」を磨くだけでなく、このように少しでも「社会貢献」できる機会をいただき大変感謝しております。
こどもたちも普段から「ル一ルを守る」「社会貢献」の意識、「人の役に立つ」人間に育とうという心を持って立派な大人に成長していってもらいたいと思います…。
※「SDD全国こども書道コンクール」は字の上手さを競い合うものでなく、どれだけ人の心に届く言葉であるかというところを審査されています。
2017年01月12日
「針のない時計」

正月休み・冬休みも終わり、また学校も仕事も始まりました。
普段の生活に戻りましたね…。
お子様がいらっしゃるご家庭は少しホッとされているのではないでしょうか。
休みの間はほとんど子どもたちと過ごしていましたが、「遊び」が本当に好きですね~(^^;)
わが家はTVはほとんど見ませんので、何かしら考えて自分たちで遊んでいます。
「これっておもしろいのかなぁ…」と思いつつ、ゲラゲラ笑いながら二人で愉しそうです…(^^)(^^)
しかし、休みの間は、何回「食事の時間!」「昼寝の時間!」…「早くしなさい!」と言ったことやら…(;_;)
遊びに集中しすぎて、こちらはイライラするばかりで…。
しかし、自分も幼い頃はそうだったかもしれません。
夕方、暗くなるまで遊んで夕食の時間までに絶対に間に合わない…(;゚д゚)
よく怒られていました…(^_^;
母のいつものセリフ…
「早よ帰って来やんやろうが…」
です…。

大人になると「時間、時間…」「早く、早く…」って時間に縛られるというか、時間にコントロールされている感じがして…。
子どもたちはというと、思い切り時間を使っていて毎日楽しそうです…(^^)
大人はいつも「時間」にセカセカしていて…。
忙しそうで…。険しい顔をして…。
心も子どもたちにもゆとりがなくて…。
子どもたちの時計は動いていない、針のない時計の中で生きているようで…。(少しうらやましい…。)
「遊び」に一生懸命なんですね…。
子どもたちは、子どもたちなりに時間なんて気にせず「一生懸命に」生きているのではないか思います…。
「何秒」とか「何分」とか…時間の単位なんか関係なく…。
大人も「一生懸命」な時は、「時間」を忘れますもんね…(^-^;)

☆最近てっぺいとよく聞いています…(^^)/☆
2017年01月06日
「感」

↑小学2年生の生徒さんから戴いた年賀状です。
相田みつをさん風な書体がなかなかなものです…(^^)/
☆新年明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願い致しますm(_ _)m☆

↑☆毎日全国学生競書展出品作品(毛筆)☆
新しい年がスタート致しました。皆さんお正月はどのように過ごされたでしょうか…。
私はというと、「子守りのお正月」でした…(^_^;
保育園が年末年始はお休みということもあって、子供の面倒を見るのにてんてこまいで…ちょっと疲れ気味です…(>o<)
毎日子どもたちを育てていただいている保育園の先生方のようには全然見ることができませんでした…(T_T)
保育園の先生方は本当にすごいですねぇ…(^-^;)
いつも本当にありがとうございますm(_ _)m

↑☆毎日全国学生競書展出品作品(硬筆)☆
さて、今年の目標というか、心がけていきたいことを正月の間に考えていたのですが、今年はこれを意識しできればと思います…。
それは…
「感」です。
「感動」「感謝」「感性」「感覚」「感情」…
皆さんはどうでしょうか…?
いつも「感じて」生活していますか…?
どんなことに「感動」していますか…?
何に、誰かに「感謝」していますか…?
何かにワクワクしたり、ドキドキしたり、
時には悲しかったり、怒ったり…、
美しいものを見て美しいと感じたり…。
そういう「感じる心」「感じる取る力」を育てていけたらと思っています…。
自分でいうのもおかしなことかもしれませんが、年の割には「純粋」な方だと思います…。
大人だけど、子どもに近い感覚がある方ではないかと、勝手に思っているのですが…(^^;)
というか、未成熟な大人なんですね…。
「鈍感な」人間なので…(;_;)
子どもたちが持っている「感覚」だったり、「感性」に近づけたらと…思っています…。
おかしな「目標」かもしれませんが…(^-^;)
…今年は特に「感じること」を意識した一年にしたいと思います…。