大川市にあるお子様向けの書道塾のブログです。書道の指導はもちろん、礼儀なども重視した教育を進めています。(お問い合わせ先)福岡県大川市大字津277-1 TEL0944(87)4897 090(9592) 9112 メールの場合、h0612001@gmail.comまで よろしくお願い致します。
2016年09月30日
☆「ワクワク発見アンテナ」…(^^)/☆
日曜日に2人を連れて新幹線で博多駅まで行ってきました。
目的という目的はありませんが、ただ新幹線に乗ることだけで…(^-^;)
久しぶりに乗ることもあって2人ともとてもワクワクしていたようです…(^^)(^^)/
妻が仕事だったので、一人で連れて行くのが少し心配だったのですが、思っていたよりも行儀よくしていてくれました…(^_^;
てっぺいの方はそう心配ないのですが、お転婆なつがどうなるか…不安で不安で…(^^;)
こどもの遊びは、必ずしも「目的・目標」を持たなくても、遊びの途中で色々な出来事が起こったり、新しい発見をしたりすることが、刺激があって楽しいのではないかと思います…。
決まりきった遊びなんてすぐに飽きてしまうでしょう…。
人生も決まりきった人生だったらワクワク感のない、面白みのないもので終わってしまうのではないかと…。
子育ても何が起こるかわかならい…。
予定どおりいくことはまずないでしょう…。
そこがまたおもしろい…(^^)
親が引いたレールの上を走らせるようなことはしたくないので、子どもたちが将来「ワクワク」を感じるような方向に、また、ワクワク感のある人生を送ってもらいたいと思っていますので、「ワクワク発見アンテナ」が受信しやすいようにしておいてあげたいですね…(^^)
2016年09月29日
楽書新聞150号 ~「原点」~
楽書新聞150号発行致しました(^^)/
毎月稚拙な文面で、しつこく書いております「楽書新聞」も150号となりました。
生徒・保護者の方々には読みづらく申し訳なく思っております…(^_^;
学校でいったら「クラスだより」みたいなもので、担任の先生がクラスの様子や行事、お知らせなどを紙面にまとめられたような感じで作っています。
以前通われていた生徒さんが、「お手紙、お母さんが毎月ずっとファイルにしてとっているよ!」と聞いた時は、うれしかったですね…(^-^)
私は読まれなくても、破って捨てられてもいいくらいの構えでいますので、その話を聞いた時は大変ありがたく感じました…。
毎月この「楽書新聞」を書く時は、いつも教室を始めた頃を思い出すんです。
スタートラインに戻る感じですね…。
スタートラインに何があるかというと「その時の想い」です…。
「さぁ!これから頑張ってやるぞ!」という想いです…。
楽書新聞の最初に私が揮毫した「無器」という言葉があります。
「今はお前に人に教える、育てる器などない。器がある、ないなど気にするな。やりたいことを貫き通して生きていけ。」
という意味をもつ、私が勝手に作った言葉です…。
人を育てることなんて簡単なことではありません。
しかし、社会がよくなるためには、人を育てないといけません。
経済でも、教育でも、医療でも、福祉でも何でも人が動かします。
その動かす人が、才能・能力だけでなく、どれだけの「心」を持っているか…。
自分のためだけにやるのか…、
自分を犠牲にしても人のためにやるのか…。
未熟な人間で、まだまだ全然力がありませんが、「こどもたちをしっかりとした大人に、人の役に立つ人に育てたい」という想いで今も筆を握っています。
この「楽書新聞」を書く時はいつもそういう想いで書いています…。
「原点」に戻ることができる手紙です…。
70歳、80歳になっても「原点」の気持ちでいたいと思っています…。
2016年09月26日
「書道之友9月号」作品出品!みんなのがんばり!(70)
「書道之友9月号」作品出品致しました!\(^o^)/
今月は、7段以上者を対象に「特待生・準特待生」への昇格審査が行われるため、頑張って練習しました!
毎回毎回の練習を大切にコツコツ頑張っています
!(^^)/(^^)/
2016年09月21日
時間をかけて…
「時間をかけて」
あせるな
いそぐな
ぐらぐらするな
馬鹿にされようと
笑われようと
自分の道をまっすぐゆこう
時間をかけて磨いてゆこう
(坂村真民の詩より)
この詩は、未熟な私をいつも励ましてくれる、応援してくれる詩です。
教室の指導でも、子育てでも、自分の人生も、まだ全然うまくできていません…。
この詩は私に、
じたばたせず、信念を貫け…。
自分がやっていることを恥ずかしがらずに、嘲笑われようとも落ち込むことはない…。
書道をとおしての人づくり、自分の子育ても、自分の人生も思っているように進んでみろ…。
自分の一生をかけて一生懸命修業していきなさい…。
と言ってくれています…。
この詩から、非力な自分に生きる勇気が湧いてきます。
私の心を支えてくれる詩です…。
2016年09月14日
いつも「清書」と思って…
夏休みに、西日本書き方大会・決選揮毫会出場を目指して頑張って練習しました!\(^o^)/
いつも筆を持つ時に心がけてほしいことが、「練習」を「練習」と思わず、「練習」は常に「清書」と思って稽古してほしいということです。
「練習」を「練習」と思ってしまうと、気持ちに緩みが出ます。失敗してもOK、というように…。
「清書」の場合は、失敗が許されません。毛筆の場合なら、失敗したところを消しゴムで消して訂正はできないでしょう…。
筆を持つ時は、「緊張感」を持ってほしいということです…。
ダラダラした気持ちで練習をしてもいい作品はできません。
「心がけ」「心構え」がまずは大切です…。
学生の時、野球をやっていたのですが、監督がいつも「練習」は「本番」と思ってやりなさい。「練習」でできなくて、「本番」でできるはずがない…。と言われていたことを思い出します。
「人生」も「仕事」も「子育て」も何でもリハーサル、練習はありません。
常に「本番」です…。
力を抜くことはいくらでもできます。怠ければいいことで…。
そして、「成長」はできないでしょう…。
いい作品を書きたい、かけっこが速くなりたい、お勉強で点数を上げたい、人に優しくなりたい、
目標を達成したいなら、常に「本番」と思って一生懸命努力していくことだと思います。
それしかないでしょう…。
じっとしていたり、逃げていても、絶対に「成長」は見込めません。
書道の場合、「いつも清書と思って」取り組む…。
他のことも「いつも本番と思って」やっていく…。
この「心がけ」「心構え」が大切です…。
「本気」かどうか…。
2016年09月08日
「自立」に向かって…社会で生きていくために…。
自分の子どもたちも、教室の子どもたちもいずれ親元を離れ巣立っていきます。
将来確実に「巣立つ」ように育てていかなくてはいけません…。
以前、ツバメの子育てのことを書きましたが、ツバメだけでなく、他の動物、生きものたちに学ぶことが沢山あります…。
動物の世界は、弱肉強食でそのことを動物たちはよくわかっていて、自分の生きる術を自然と身につけ、必死に生きています。
いつ敵に襲われ、餌食になるかわかりません。
また逆に、腹が減ったら自分で餌を探す、狩りをするしかありません…。
人間のように三度三度、朝昼晩と温かい食事が出てくるということがありません。
ツバメや他の動物たちも生まれたばかりの時は、親が子に必死になってエサを与え、他の動物から身を守ってあげています。
そして、どの動物たちも確実に巣立ち、自分の力で生き抜けるように育っていきます。
私も2人の子どもがおりますので、この「社会」で生きていける力、生き抜く術を伝えていかないといけないと思っています。
要領よく賢く生きるということとか、損か得かという考えではなく、「正しいか正しくないか」「本当に人の役に立てているか」が私の子育ての中の一つのポイントです。
どこのご家庭もこういうふうに育っていってほしいなぁという「理想や希望」をもっておられると思います。
また、「理想と現実の違い」があるということもはっきり伝えていかなくてはいけないでしょう…。
また、ツバメ・動物の話に戻りますが、生きものたちも、生きものたちの世界で必死に生きています。
命を奪われてしまうような死と隣り合わせのような厳しい環境下で生きているわけです。
私たちの子どもたちもいずれ厳しい社会の中で生きていかなくてはなりません。その前にツバメのパパとママが、動物の親たちが厳しい環境の中でも生きていけるように育てているその子育てを見習うべきではないかと思います。
…「厳しさ」「苦しさ」を乗り越えることができる人に育ってほしくないですか?…
甘えたまま大人にしていいでしょうか?…
時には「甘やかす」のもいいかもしれませんが、大きくなってからも「甘やかし」が続くと自立を妨げ、働かなかったり、ツバメでいうなら自分でエサを取りにもいかず、大人になっても巣の中でじっとしてエサを持ってきてもらう…。どうでしょう…?
「飛べないツバメに…」
いずれ親鳥はいなくなるでしょう…。
社会問題にもなっている「ひきこもり」「ニート」のような状態になってしまう可能性がないというわけではないのです。
ツバメ・動物には「ひきこもり」も「ニート」もいません…。
少々のことでへこたれない、強い心を持った子どもに育てていきたいと思っています。
むしろ、今の子育ては「きつい思い」「苦しい思い」「悔しい思い」「葛藤体験」などを経験させないといけないように思います。
そこで子どもたちがどう感じ、どう思い、どう行動するか…。
「諦め、逃げてしまうのか」「キレるのか」それとも「立ち向かいそれを乗り越えようとするのか」…。
そこは周りの大人が、親がサポートし子どもたちを支えて、たくましく育てていかないといけません。
ツバメや動物たちの親は子を「自立」させるプロフェッショナルですね…。
学ばなければなりません…(^-^;)
2016年09月01日
「微差・僅差に気づく…」
↑☆夏休みの宿題提出作品です!(^^)/☆
長い夏休みも終わり、今日から2学期が始まりましたね!\(^o^)/
夏休みモードから気持ちを切り替えて、また2学期も頑張っていきましょう!!
◎「微差・僅差に気づく…」
2学期が始まりました。このことを少し頭に入れて頑張っていくと、2~3年先、5~6年先、いや10年~20年先、自分自身が変わってくるかもしれませんよ…(^-^)
私が尊敬する方の本にこう書いてありました。
(本文より)《微差・僅差がやがて大差になります。
この微差・僅差に気づくようにならなければ、大きなことは成し得ません。どんな大きなことも、最初は微差・僅差から始まるからです。
たとえば、100メ一トルと200メートルの差は、だれでもすぐにわかります。同じように、10メートルと20メートルの差もわかります。さらに1メートルと2メートルの差も、たぶんだれもがわかることでしょう。
ところが1ミリと2ミリの差になると、それほど明確にはわかりません。でも、倍であることは厳然たる事実です。
さらに0,1ミリと0,2ミリの差は、まずわかりません。しかしこれも、2倍の差があることに間違いはありません。
このように、微差・僅差になると、つい見失うのが私たち人間です。だからこそ、微差・僅差を侮ってはいけません。
微差・僅差でも繰り返して積み上げていけば、0,1ミリが0,2ミリになり、1センチとなり、やがて10センチになるからです。
こうした積み重ねが、1メートル2メ一トルの大差になったとき、人はハッと気づくようになります。
ただし、大差になってから気づいても、もう間に合いません。》(本文から)
↑このような文が書いてありました。みなさんどのように感じられるでしょうか…。
このことを当教室で実際に行っていることが、硬筆の宿題です。
毎週1枚だけ家庭での宿題としてやってもらっています。
1カ月で4枚。半年で24枚。1年で48枚。
2年で96枚。3年で144枚。4年で192枚。
5年で240枚…。
文字数でいったらものすごい数になると思います。
それに、ただ書いてもらっているのではなく、「丁寧に」「よく見て、よく考えて」「心を込めて」…を繰り返してやってもらっていますので、どんなに文字を書くのが下手な子でも、繰り返してやっていけば、最初に比べれば間違いなく上手になっています。
この「微差・僅差」が大切であるということに気づき、「やるか、やらないか」で「先が」変わってくるでしょう…。
学校での勉強も大切です。しかし、こういうことを知ることもまた一つの「学び」ではないかと思います。
「知っているか、知らないか」「やるか、やらないか」で将来大差がつくことは間違いないでしょう…。
夏休みにたくさんのおみやげをいただきました(^^)
ありがとうございましたm(_ _)m
夏休みの宿題よく頑張って書いてくれました!\(^o^)/