大川市にあるお子様向けの書道塾のブログです。書道の指導はもちろん、礼儀なども重視した教育を進めています。(お問い合わせ先)福岡県大川市大字津277-1 TEL0944(87)4897 090(9592) 9112 メールの場合、h0612001@gmail.comまで よろしくお願い致します。
2018年02月23日
「青アザ」
二人の子どもがまだ小さい頃、
赤ちゃんの時は最初寝ているだけで可愛くて…、
少し時が経つと寝返りをし始め…、
それだけで感動していました…。
ハイハイをし始めると、また、すごいねぇ!頑張れ!と応援して…。
次は、つかまり立ちをして、すごい!すごい!と…、また、感動して…。
次は、机から手を離し…
自分で一歩ずつ一歩ずつヨロヨロと歩き出す…。
「頑張れ、頑張れ!」と大応援…。
「ゴツンッ!!」
机に直撃!…。
「エッーン!」
大泣きで…。
あれれ…。
「早く冷やさないと!急いで氷!」
冷蔵庫に猛ダッシュ!
「青アザが…。」
「痛かったねぇ~、痛い痛い飛んでいけ~」
こんなことを何回したことやら…。
今となっては、懐かしい思い出で…。
もう一回味わいたいなぁと思ったりします…。
しかし、子どもは、青アザができても、
また、立って歩こうとします…。
動物・人間の自然な成長だと思うのですが…、
倒れてもまたすぐに歩こうとチャレンジします…。
ヨロヨロ歩いて、倒れて、泣いて…、
また、立ち上がって、ヨロヨロ歩いて、
また、倒れて、泣いて…。
また、青アザができて…。
この繰り返しで、二本の足で立てるように、歩けるように少しずつなっていく…。
人の成長に感動したものです…。
「挑戦」…「失敗」…「挑戦」…「失敗」…「挑戦」…「失敗」……………………「失敗」…やっと「成功」…。
何回も倒れて、何回も青アザを作って、諦めずに歩けるように頑張る…。
子どもが歩けるように頑張っていて、倒れた姿を見て笑う人がいるでしょうか…。
失敗を笑う人がいるでしょうか…。
子どもが歩けるように頑張っている姿、挑戦している姿に素晴らしさを感じました…。
逆に…、
子どもの時は何でもチャレンジしていたのに、大人になると、いや、もっと早い時期から子どものように「挑戦」しなくなります…。
賢くなったからか…
勇気がないからか…。
「失敗したら」を先に考えてしまう…。
「失敗」はネガティブなことと、とらえがちで…。
頭の中ばかりでシュミレーションして、何も「行動」を起こさない…。
「行動・挑戦」もなく、「成功も失敗」もありません…。
世の中は、「失敗すらしたことない」=「挑戦もしたことない、経験不足…」ととらえるでしょう…。
「何かやろうと!」思う時、二人の子どもがよく「青アザ」を作っていたことを思い出します…。
「青アザ」ができたから、歩けるようになったんだと…。
挑戦して失敗して、挑戦して失敗して、すぐに成功しなくても、それでも諦めない…。
子どもがハイハイから二足歩行になって見る景色が変わるように、「青アザ」を作れば「人生の景色」も変わってくるかもしれません…。
子どもの「青アザ」に学びました…。
2018年02月16日
「根を深くして蔕を固くする」
「西日本新聞書道之友展2018」に出品致しました!
今回はあまり時間がない中、頑張って書いてくれました(^-^)/
特別賞~佳作までの作品は、4月に福岡県立美術館に展示されます。
○会期 平成30年4月10日(火)~15日(日)
○会場 福岡県立美術館
○入賞発表 4月上旬 西日本新聞紙上発表予定
「根を深くして蔕(ほそ)を固くする」
蔕とは、果物のへたという意味で、また、根元のことです。
「蔕を固くする」とは、基礎をしっかり固めること…。
この言葉の意味は…、
ものの根本をしっかり固め、手抜かりのないようにすること。
「木は本から」
「根を養えば枝葉茂り、源濁らざれば流れ清し」
と同じ意味ですね…。
何事も根本が重要です…。
私もまだ蔕がしっかりできていませんので、「基礎・基本」を大切にやっていきたいと思います…。
2018年02月08日
楽書新聞166号~「感じ方」
楽書新聞166号発行致しました!
↓「第39回読売学生書展」の頑張りを掲載しております。みなさんおめでとうございます(^-^)/
作品を見ると今までの頑張りの積み重ねが現れています…。
地道にコツコツと真剣に取り組んでいけば、必ず上達していきます。
何事も少しずつ少しずつ、一歩ずつ一歩ずつ成長していくしかないです…。
「感じ方…」
どんな人でも「幸せ」になりたいと思うものですが、今みなさんは「幸せ」でしょうか…?
例えば、どんなことが幸せに感じるでしょう…。
何か目標を達成した時…。
美味しいものを食べている時…。
寝ている時とか…。
家族と好きな人といる時…。
好きなこと(趣味)をしている時…。
人それぞれの幸せの感じ方、あり方があるのではないかと思います…。
私がよく感じていたのが…、
病気をしたり、ケガをしたりした時に、何もできなくなったりすることがありますよね…。
骨折なんかもよくしましたが、手を使えなかったり、足が動かせなかったりした時は、不自由でたまりませんでした…。普段の動き・生活ができなくなりますのでものすごく不便です…。
そういう時に気づくんですよね…。
病気もケガもなく、健康に過ごせていることが「幸せ」だということに…。
普段健康のことなんか考えないクセに…(;_;)
何もない時は、あれが欲しい、これが欲しい、ああなりたい、こうなりたいと、欲が出てくるものです…。
誰しも少なからず欲求・欲望を抱くものだと思います…。
だから、欲求や欲望を抱くことはおかしくはないのですが、実は、もう少し見方を変えてみると…、
「幸せになろう」とする前に…、
「幸せに感じる」ことは身近にたくさんあるのではないかと…。
「歩ける」「食べれる」「話せる」「聞くことができる」「目が見える」「考えることができる」「笑える」「泣ける」「喜べる」「悔しがれる」「水道からきれいな水が出る」「学校に行ける(教育を受けれる、学びの場がある)」「鉄砲玉が飛んでくるようなこともない(戦場ではない)」「住む家(場所)もある」…。
これらができているなら贅沢かなぁ…。
逆に世の中には、世界にはこれらのことができない人たちもいるんですね…。
他国と比べると、安全で平和な日本という国に生まれてきたことだけでも「幸せ」なのかもしれません…。
誰かが日本に生まれてこれただけで「勝ち組」だということを言っていました…。
病気やケガをしたことで「健康の大切さ」にも気づけました…。
家族と一緒にいることも幸せですし、たくさんの生徒たちと勉強できていることも幸せです…。
最近とくに思うことは生前、詫摩先生に叱られていたことが今はとても「幸せ」だったなと思います…。
どのように「感じる」か…。
それぞれの「感じ方」かなと思います…。
2018年02月05日
☆入賞おめでとう!~「第55回福岡県海の子児童作品展」みんなのがんばり!(99)☆
昨年、学校の夏休みの宿題で出品しておりました「第55回福岡県海の子児童作品展」で4名の生徒の作品が入賞致しました!おめでとうございます!
☆福岡県知事賞おめでとうございます!☆
☆準特賞おめでとうございます!☆
※作品集に作品掲載は準特賞まで。
3月にアクロス福岡にて展示予定です。
「本来の学びの楽しさ…」
勉強をする時、何かを学ぶ時、ワァーワァーとおしゃべりをしながら、飲食をしながら果たしてしっかりその学びが身につくでしょうか…?
遊び、趣味であればそれでもいいでしょう…。
その楽しさもありだと思います…。
しかし、本来の学びの楽しさとは…、
「わかるようになる」
「できるようになる」
「それを活かせる・役に立つ」
「人を喜ばせたり、誰かのためになる」
これくらいまでになると本当の学びの大切さや楽しさ、価値というところまで感じれるようになると思います…。
…努力は必要です…。
先月、通われている年中さんの生徒さんからお手紙をいただきました。まだ習われて短い期間ですが一生懸命書かれていて、とてもうれしかったです…(^-^)
学校の勉強でも、他の習い事、学びでも「わかるようになる、できるようになる、人を喜ばせる、人の役に立つ」ようなうれしさを感じれるようになるともっと楽しく、もっと一生懸命に取り組むようになると思います…。
みなさんはどのような学びをしていますか…?