大川こども書道塾

大川市にあるお子様向けの書道塾のブログです。書道の指導はもちろん、礼儀なども重視した教育を進めています。(お問い合わせ先)福岡県大川市大字津277-1 TEL0944(87)4897 090(9592) 9112 メールの場合、h0612001@gmail.comまで よろしくお願い致します。

2017年06月30日

楽書新聞159号~「generation」



楽書新聞159号発行致しました!

今日で一年の半分を終え、今年もあと半年となりました。

ちらほら蝉の鳴き声も聞こえ始め、いよいよ暑い夏が近づいてきたなぁという感じです…。


年頭のブログにも書いていましたが、今年の目標というか、心がけたいことが、

「感」

でした。


「感謝すること」「感動すること」「感じること」…。


なので、折り返し地点、この「感じること」(半年の反省)について書いてみました…。



当教室には、幼児の生徒さんから大人の生徒さんまで幅広く来ていただいていますので、色々な話を聞くことができます。


話題はそれぞれの年齢でも違いますし、話し方、聞き方、感じ方なんかも変わってきているように思います。

子どもたちに携わる仕事をしてきて「今」「10年前」「20年前」とでは明らかに違いがあるなぁと感じます。

話題などの違いというより子どもの質の変化でしょうか…。


そのように感じることは、どの時代もどの世代も同じように感じてきたことだとは思いますが、

例えば、今の子どもたち、若者たちはスマホ・インターネットが普及していますので、わからないことがあるならスマホ画面からすぐ検索し、友だちとの連絡のやり取りもメール・ラインでやるわけです。

電車なんか乗るとみんな下を向いてスマホ画面を見ていますよね。

今はそれが当たり前の風景となりましたが、数十年経てば、また違う変化見られるのかもしれませんね…。


30年くらい前(私が小・中学生の頃)とは全然環境が違います…。


また、


大人の世界・仕事でも、世代間のズレがあるようで、若い方は「お金よりも休暇」「出世はそこそこまでで」「飲みニケーションはちょっと…」「縦の関係より横の関係」だったりと、こんな違いもあるわけです…。


人は、このような違い(「ジェネレーションギャップ」)をどの年代もどの世代も感じてきたのでしょう…。


それぞれの人が生きてきた社会、環境、受けてきた教育も違うでしょうし、考え、価値観も違いがあると思います…。


これだけ社会が目まぐるしく変化していますので、違いがあるのは当然のことでしょう…。


その「変化」を受容するというか、理解することが大切なように思います。


人は、自分が生きてきた道しか知らないですし、それが正しいと思いがちです…。


10代の考え、価値観、生き方…。

20代の考え、価値観、生き方…。

30代の考え、価値観、生き方…。

40代の考え、価値観、生き方…。

50代の考え、価値観、生き方…。


また、人ぞれぞれ、同世代でも違うということ…。


まずそれに気づくということが先でしょうか…。


今がよい、悪い、昔がよい、悪いというのではなく、様々な年代、世代が「理解し合う」ことで、仕事でも、社会でもうまくいくような気がします…。


柔らか頭、柔軟な考え、器を作っていかないといけませんね…(^^;


今年の折り返し地点…自省中です…。




☆6月のアクティビティ【93,84km】☆

1ヶ月100kmも走れていません(;_;)

反省です…。

体重・体脂肪は落ちてきているのですが…。

(体重は-4kg、体脂肪-2,7%)

少しずつ距離を伸ばしていきたいと思います(^-^)/







  
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Posted by 大川こども書道塾 at 11:19 │Comments(0) │書道塾の日々の様子

2017年06月27日

「書道之友6月号」作品出品!みんなのがんばり!(87)



「書道之友6月号」作品出品致しました(^-^)/

毎回毎回の練習がうまくいかなかったとしても、本当に一生懸命に取り組めている人は、徐々に「成長」が見えてきます。

うまくいかない時こそ「成長のチャンス」です…。

何事もだとは思いますが、好きとか嫌いとか関係なく何に対しても一生懸命取り組んでみましょう…。

「学ぶチャンス」「成長させるチャンス」があるということだけでも幸せなことです…。



























































来月もしっかり練習して、よくできた作品を出品しましょう!\(^^)/



























































  
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Posted by 大川こども書道塾 at 10:40 │Comments(0) │書道塾の日々の様子

2017年06月22日

sugar and salt



自分の子どもも教室に来てくれている子どもたちも本当にかわいいものです。

子どもたちと接する仕事、携わる仕事をすることができてとても幸せに感じます。

しかし、苦手なことがあるんです…。

何かというと…


「叱る」こと…。


得意な人、好きな人いるのかなぁ…。


「褒める」子育てが流行っているみたいですが、「褒める」だけの子育てで成功した人ってどれくらいいるのでしょうか…。

基本は、「褒める」が軸となる子育てがいいとは思うのですが、私の場合は、そんな「褒める」だけのスーパーマジック子育てはできてないですね…。

色々なご家庭があると思いますがどうなんしょう…。



話が少し過去の話になりますが、私が20年くらい前に学校に勤めていた時のことです…。

雨の日の通勤だったのですが、車で学校付近に近づくと渋滞しているんです。

事故か何かあったのかなと思っていたら…


「えーっ!!」


大した雨でもないのに、生徒たちが車で送ってきてもらっての車の渋滞だったんですね…。

出勤中の先生方も校門までなかなかたどり着けず 困っておられたのを思い出します。

私の学生の頃はほとんどの生徒、いや100%の生徒が余程のことがない限り「自分の足」で登校していました。

なので、なぜ「自分の足」で登校しないのだろうかとショックでした…。

自分が学ぶためなのになぜ自分の足で来ないのか…。

みなさんどう思われるでしょうか…。


子どもはかわいいですが、「自立」していってもらいたいですよね…。

(「自立」しないといけません…。)


当時、職員室で先生方が「甘やかし過ぎる」とみなさん言われていました…。

せめて、自分が学ぶための学校には、自分の足で行けと…。


もうその頃の生徒たちは、結婚もし親にもなっているでしょう…。

どんな子育てをしているのでしょうか…。


師である詫摩先生が言われていました…。


「砂糖」と「塩」の加減が大事だということを…。


「甘さ、優しさ」と「厳しさ」の加減のことを…。


砂糖ばかりでもいけないし、塩ばかりでもいけないと…。


料理も子育てもさじ加減が大切だと言われていたのを思い出しました…。


私が長く子どもに携わる仕事をしてきて感じたことは、「砂糖」を与えるのは簡単だということ…。

子どもが好きなように何でもして上げて、何でも与えるということ…。

親も子も双方傷つかずいいのかもしれません…。


しかし、「砂糖」だけでうまく育っていくものでしょうか…。


学校に勤めていた時、色々な学校で「砂糖」だけで育てられて失敗されているご家庭をたくさん見てきました。

中学生なんかなるともう大変で、手のつけようがないくらいまでになります…。(もう手遅れ…。)


これまでの経験で「塩」の使い方がいかに大切かということがわかりました。


ある中学校に勤めていた時、色々な理由で問題児
と言われていたある生徒がいました…。

確かに普段から悪い行いをしていました…。


ある日、その生徒が悪いことをしでかして厳しく指導したことがあります。(ある先生の車に落書きをしたんです。普通だったら警察沙汰です。)


その生徒とは、部活動、授業も受け持っていましたのでよくその生徒のことは知っていました。

このような悪い行いをしたのですが、可愛がっていたんです…。

だから余計にショックでした…。

しかし、悪いことは悪いと教えないといけませんし、その生徒の将来のことを考えると善悪の判断くらいはできるように指導しないといけません。

実は、家庭のバランスがとれてなかったようなので、そういう行動をとったのも家庭にも原因があったのかもしれません…。


その生徒がいるクラスで学年末の最後の授業に何でもいいから一年間の反省を書いてほしいと一枚紙を渡しました。

また、落書きでもして提出するのかと思いきや、

「あの時はボクが悪かったです。部活の遠征の時、おごってくれたアイスが美味しかったです。」と書いてくれていたんです。


もう本当にうれしかったです…。


詫摩先生が言われていた「砂糖」と「塩」…。


「塩」(厳しさ)の使い方がうまくいったのかわかりませんが、少しは報われた気がしました…。


子どもが本当に好きだということ…。


だから、叱る時も本気だということ…。


本気だと伝わるということ…。


そう信じて子どもたちを指導する時は、「強い覚悟」をもって子どもたちの前に立っています…。








  
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Posted by 大川こども書道塾 at 23:22 │Comments(0) │Others

2017年06月09日

「西日本新聞書道之友展2017亅審査結果発表!\(^^)/~みんなのがんばり!(86)




先日、「西日本新聞書道之友展2017」の審査結果が送られてきました!(^-^)/

特別賞~入選の方までみんなよく頑張って書いてくれました。おめでとうございます!\(^^)/




【特別賞3名・特選29名・佳作32名・入選23名】

特別賞受賞者のみなさんは、表彰式がありますので是非ご出席下さい。

また、特別賞、特選、佳作の作品は軸装され展示されます。(西日本新聞紙上でも氏名掲載発表予定です。)

《展示会場》福岡県立美術館

《展示期間》平成29年7月4日(火)~9日(日)





  
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Posted by 大川こども書道塾 at 10:23 │Comments(0) │書道塾の日々の様子

2017年06月06日

「5月10日」と「5月30日」~てっぺいとなつへ…。



二人とも5月生まれで、5月はとても思い出のある月です…。

二人が生まれてきてくれた特別な月…。


「5月10日」と「5月30日」


また、ママが頑張ってくれた月でもあります…。

どれくらい頑張ってくれたかというと「命がけ」の頑張りをしてくれたということ…。

日本中の、いや、世界中のママたち、人間だけでなく動物のママたちだってとっても頑張った日なんだ…。

大きくなったら、ママをお祝いして上げて下さい…(^-^)



今は、てっぺいが6歳、なつが4歳…。

っていうことは…パパもママも親になって、

たった4~6年しか経っていないということ…。

子どもを授かったといっても、まだ「親」としては新米で、未熟です…。

それでも、てっぺいとなつは、二人のことを「パパ」「ママ」と言ってくれるね…。

まだ全然上手に育てることができていないんだけど…(;_;)



よく行くようになった所…

「公園」

「図書館」

「じいちゃん、ばあちゃんとの食事」等々…。



実は、色々なところに二人が連れていってくれているということ…。

実は、二人が色々な経験をさせてくれているということ…。

実は、二人が色々な気持ちにさせてくれているということ…。



「親」って何だろうと思うことがある…。

小学生の頃に「親」という文字は、「木の上に立って見守ること」っていうふうに先生が言ってたのを思い出します…。

「見守る」…。



「過保護・過干渉」でもいけないし、「放任」も…、ちょうどいいバランス…、難しい…。

…正直わからない…。

人の性格も価値観も、育てるスタイルもそれぞれ違うし、夫婦だけどパパとママの考えも違ったりするし…。



「子育て本」「子育てセミナ一」みたいなものもあるけど、「バシッと」我が家に当てはまるかもわからない…。

おそらくどこも、どこの「パパ」も「ママ」も「正解」は知らないんじゃないかなぁと思う…。

いずれ学校に行って、お勉強をすると思うけど、学校の勉強は「答え」がある…。

けれど「答え」がないことだってある…。



実は、そういうことはたくさんあって、

「学校の勉強」=「答えは一つ」

ではないことが世の中たくさんあるということ…。



答えが一つということもあるかもしれないけれど、色々な考えがあっていいと思うし、それを受け取れる器みたいなものもないといけないだろうし…。

「幅」がある人、「幅」のある考えができることも大切なことかもしれないね…(^^)



二人がいてくれるからこういう考えもできるようになったかもしれません…。

いつになったら「真」の親になれるかわからないけど、お手柔らかに…頼みますよ…(^^;



パパより…。





































  
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Posted by 大川こども書道塾 at 10:12 │Comments(0) │My children

2017年06月02日

「継続力と乗り越える力」




今まで長く続けてきたことはありますか…?

もし、長く続けてきたことがあって、そのことからどういうことを得て、どんなことを学ぶことができたでしょうか…?

上の写真は、当教室に通われている生徒さんのファイルです。

何をファイルされているかというと…




習い始めてから今までの毎週宿題で出している硬筆の宿題のファイルです。

まずこれを見た時、正直うれしかったです…。

12年筆を握ってくれている生徒さんで、幼稚園の年長さんから現在は高校2年生になられ、とても上手になられました…。




↑最初はこんな感じで、全然上手ではありませんでした…。(私の教え方が悪かったからです…。)

このファイルを見ながら今までの色々な思い出がよみがえってきました…。

よく叱って泣いていたこと…。

私自身の指導が未熟だったということ…。
(今も未熟なままですが…。人としても…。)

私の指導が未熟にもかかわらず、生徒さんは成長していってくれたこと…。

そして、今も筆を握ってくれていること…。




↑こんなに上手く書けるようになりました…。

私は特に指導はしていません。

自分で成長していってくれました…。

とてもうれしく思います…。

ただ一つ言えることは、短期間で本当に上手くなんかならないということ…。

「一枚一枚」「一文字一文字」「一線一線」を地道に、コツコツと頑張って書き続けてきた結果、今のようなしっかりした文字を書けるようになったのだと思います…。

書きたくない時もあったでしょう…。

上手く書けずイライラすることもあったでしょう…。

途中でやめようという時もあったでしょう…。

しかし、それでもそれを乗り越えて今の成長があるわけです…。

人生何でもうまくいくことなんてありえませんし、むしろ困難の方が多いかもしれません…。

この生徒さんは字を上手く書くことだけでなく、「継続する力」「乗り越える力」といったものも学ばれたのではないでしょうか…。


「継続する力」「乗り越える力」…


生きていく上でも大切なことかもしれません…。















  
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Posted by 大川こども書道塾 at 09:30 │Comments(0) │書道塾の日々の様子
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プロフィール
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大川こども書道塾
大川こども書道塾主宰・石川孤州(1975~)
福岡県大川市出身。高等学校芸術書道教諭免許取得。大学卒業後は、幼・小・中・高校に勤務。「技術」より「精神面」を重視した「人づくり」を柱とした指導を行っている。

〒831-0035
福岡県大川市大字津277-1
0944-87-4897 090-9592-9112
mail h0612001@gmail.com
(大川こども書道塾・石川孤州)
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