大川市にあるお子様向けの書道塾のブログです。書道の指導はもちろん、礼儀なども重視した教育を進めています。(お問い合わせ先)福岡県大川市大字津277-1 TEL0944(87)4897 090(9592) 9112 メールの場合、h0612001@gmail.comまで よろしくお願い致します。
2018年03月31日
楽書新聞168号~「15」
楽書新聞168号発行致しました(^-^)/
今月は、「毎日全国学生競書展」の結果を掲載しております!↓
☆みなさんおめでとうございます!☆
「15」~「教えるより教えてもらっている…」
4月で書道教室を始めて、15年目になります。
人で言うなら15歳…。
中学3年生ですね…。
4月から中学3年生になる生徒さんと同級生です…。
「今まで何をやってきたのか…。」
一言では言い表せません…。
上手くいったこと、失敗したこと多々あるのですが(失敗が断然に多いです)、今までやってきてわかったことはあって、
色々ある中で一つ上げれば…、
「教えること育てることの楽しさ、難しさ」です…。
2011年には、私自身も子をもつ親となり、子育ても同じようなことを感じていました…。
子がいて親となり、育てて真の親になる…。
教室でも生徒がいて、指導する立場であり、育てて真の指導者になる…。
「真」がつくにはまだまだ程遠い道のりです…。
しかし、教室でも家庭でも「教える」「育てる」ではなくて、こどもたちに「教えてもらう」「育ててもらっている」ことが多いように感じました…。
自分だけで成長していないということです…。
もう一つ15年間でわかったことは「自分の未熟さ」です…。
これは毎回、毎日のように思います…。
子育てもですが、思うとおりにはいかないことだらけです…。
死ぬまで未熟なままかもしれませんが、少しずつでも成長し、こどもたちのお役に立てればと思います…。
生徒・保護者の方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。今後とも宜しくお願い致しますm(__)m
2018年03月29日
「書道之友3月号」作品出品!みんなのがんばり!(103)
「書道之友3月号」作品出品致しました(^-^)/
今学年最後の「書道之友」への出品となりました。習い始めた頃と比べると随分としっかり書けるようになってきました。これからも地道にコツコツと頑張っていきましょう!\(^^)/
☆新年度からもしっかり頑張っていきましょう!☆
2018年03月16日
「自分との勝負…」~みんなのがんばり!(102)
先日、太宰府天満宮に展示されている「第62回毎日全国学生競書展」の作品を見に行ってきました。
毛筆・硬筆ともに素晴らしい作品ばかりで、毎年みなさん頑張って稽古されているなと感心して見させてもらっています。
この書道展は、毛筆だけでなく、硬筆の作品も出品されていますので特に「硬筆作品」をよく見るようにしています。
「字形」はもちろんのこと「線の濃さ・太さ」「とめ・はね・はらい」など、細かいところまで気をつけて書けているかが、上位の賞に入賞するか、しないかの分かれ目のようです…。
鹿児島県教育委員会賞・おめでとうございます!
福岡市教育委員会賞・おめでとうございます!
毎日新聞社賞・おめでとうございます!
毎日新聞社賞・おめでとうございます!
福岡市教育委員会賞・おめでとうございます!
太宰府天満宮賞・おめでとうございます!
毎日新聞社賞・おめでとうございます!
毎日新聞社賞・おめでとうございます!
※特別賞は2月24日(土)に掲載。
※金賞は3月15日(木)に掲載。
「特別賞・金賞受賞者」は毎日新聞(朝刊)に、掲載(氏名)されています。
みなさんおめでとうございます(^-^)/
「自分との勝負…」
学生の頃野球をしていたのですが、野球は相手がいてのスポーツで、その相手との勝負に勝たなければ、勝者にはなれません…。
たまに、相手チームのミスが重なり、こちらは何もしなくても勝つこともありえるスポーツです…。
しかし、書道や弓道、自分がやっている勉強、また自分の人生も、「自分自身が頑張らなければ」上達も、成長もできません…。
「目標」が相手に勝つこと、相手を倒すこと、相手を追い抜くことではないんですね…。
それでは、どうやっていい作品を作ったり、成績がよくなったり、成長していくかというと…、
「さっきの自分に勝つこと…」ではないかと思います…。
怠ければ、怠けた結果が出るでしょう…。
中途半端にやれば、中途半端な結果が出るでしょう…。
何もやらなければ、結果も失敗すらもないということです…。
「自分のことは自分の責任」ということです…。
自分との競争、自分との勝負に勝てる人…。
やはりそういう(他力に甘えず、他のせいにしない)自力を育てれる人が、成長をし結果を出せる人になっていくのだと思います…。
「自分自身との勝負」です…。
2018年03月09日
「1ミリ」~みんなのがんばり!(101)
「JA福岡大城 大川支店 地域ふれあい祭り」で催される書写展覧会に出品致しました!
幼児から大人の方までみんな頑張って練習しました(^-^)/
(開催日時)平成30年3月24日(土) 10時~15時
(表彰式) 13:00~ ※上位入賞者のみ。
(場所) JA福岡大城 大川支店2F 大会議室
「1ミリ…」
今日は何を頑張っただろう…。
学校で…、仕事で…、家庭で…。
何も目的も、目標もなく過ごす…。
なんとなく…。
「あっという間に人生なんて終わるから…。」と誰かが言っていた…。
ゴール(目的・目標)のないマラソンなんて誰もやりたがらないだろう…。
やったとしてもただきついだけで…。
頂がない登山…。
これもきついだろう…。
人生に明確な目標もビジョンも持たず、ただダラダラと過ごしているうちに人生が終わる…。
オリンピックなんか観ていると、「1秒の差」「1ミリの差」で、メダリストに、世界一に変わる…。
「1秒」「1ミリ」で人生が変わる…。
その「1秒」「1ミリ」に猛烈な熱意と、努力をしているのだろう…。
私のような凡人には、「1ミリ」「1秒」なんて見えも、気づきもしないけれども、「一生懸命生きている人」にはわかるのだろう…。
真似はできないが「1ミリ」でも、「0、1ミリ」でもいいから前進できるようにしたい…。
こどもたちの成長に少しでも役立てるように…。
2018年03月07日
楽書新聞167号~「心を育てる…」
楽書新聞167号発行致しました!(^-^)/
今回は「富士山書き初め2018」の結果・作品を掲載しております。みなさんおめでとうございます(^-^)/
「心を育てる…」
以前勤めていた学校で、ある日校長に、
「石川、あとで校長室に来い」と言われました…。
「ヤバいッ!何かやらかしたかな…」と思って、数日の自分の行動を振り返りながら校長室に入いると、
校長「まぁ、座れ」
「わぁ、今から説教かよ…」と思いながら、
校長「日曜日に野球部でマラソン大会に行ったらしいな」
当時受け持っていた野球部員が…
「何か問題を起こしたのか…」
「誰や誰や問題を起こしたヤツは…」と頭の中で部員の顔が浮かび…、
校長「○○町の町長から電話があってな…」
「わぁ、町長の家の壁にでも落書きしたんかなぁ」と、想像すると怒りが込み上げてきて…、
「今日の練習はしごいてやるぞ!」と…、
その時、校長の顔がにこやかになって、
校長「日曜日のマラソン大会の終了後、率先して生徒たちが大会の片づけまで手伝ってくれたらしいな。○○町の町長さんからわざわざ連絡をいただいた。とても助かったと…。」
「あぁ、よかった~」と胸を撫で下ろし、なかなかほめられることもなかったので、このことは今でもよく覚えています…。
学校に勤めていた時から「心を育てること」は私自身の柱にしていましたので、野球の勝ち負け、技術の向上よりも「心の向上」を部活動でも生徒たちに伝えていました…。
この頃から他の先生方からも「野球部の生徒はよくなってきた」と…、言われるようになってきました…。
「心を育てること」…、そのことが浸透していたのか、生徒たちも率先して行動できる人間に成長してくれていたのではないかと思います…。
部活動をしていれば、いい成績を出したいだろうし、すぐに結果を求めてしまう傾向もあります。(学生の時は、時間が限られています。中学・高校なら3年間しかありませんので…。)
しかし、私は、勝ち負けよりも「人としての成長」を軸として指導していたため、常勝チームではありませんでしたが、周りから応援してもらえるようなチームに成長していってくれたのだと思います…。
学校の部活動は、野球選手を育てる場ではありません…。
「人を育てる場」です…。
子どもたちが将来、「自分で心を育て、成長できる人」に育っていってもらいたいと願っています…。
2018年03月02日
「書道之友2月号」作品出品!みんなのがんばり!(100)
「書道之友2月号」作品出品致しました!(^-^)/
2月号は、7段以上者を対象に「特待・準特待生」への昇格審査が行われました。
当教室より8名の生徒が昇格致しました。おめでとうございます!さらに稽古を重ね、技を磨いていって下さい。(※「書道之友4月号」に掲載されます。)
3月号で今学年最後の課題になります。精一杯頑張って、いい作品ができるように練習しましょう!(^-^)/
「魚の釣り方」
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」という言葉があります…。
「魚を与えると一日で食べてしまうが、釣り方を知っておけば、一生食べていける…。」
欲しいものでも、わからないことでも簡単に与える、教えてしまうのではなく、それを得るため、わかるための「方法」を教えよということでしょう…。
この言葉から、魚を与えてもらってばかりでは、自分で考えようともしないだろうし、行動もしないでしょう…。
怠けて、甘ったれた、自立とは程遠い人間になりそうですね…。
勉強の場合でも、ただ答えを教えてもらっただけでは全然意味がありません…。
書道の練習も、手取り足取りすべて教えてやっていても、自分の頭で考えてやらなければ、一向に自分で書けるようにはなりません…。
これから先長く生きていかなくてはいけませんので、自分で生きていく方法を探し、考え、「魚のつり方を知る」だけでなく、「魚を釣る方法まで自分で考え出す」くらいの力を今からはつけていかなくてはいけないでしょう…。
「生きる方法・術」は自分で探す・気づく・考える・行動できるようになっていかなくてはいけないように思います…。