2016年08月10日

「最後の大会…」《第66回西日本書き方大会》



今年で最後となる「西日本書き方大会(予選)」への出品のための生徒の練習作品です。↑

高校球児が「甲子園」を最高の目標とするように、この「西日本書き方大会」を一年の中で一番の「目標」として日々稽古しています。

当教室の指導方針、指導の目的は、「人づくり」でありますので、あまり「賞」を取ることを目標と話しをすることはないのですが、この「西日本書き方大会」だけは、私にとったら「甲子園」に出場するようなもので、「目標」を持って取り組ませていただいています。

まず、この大会は「予選」があり、各学年の課題を出品し予選審査が行われます。

ほとんどが落選し、「予選通過」することも大変難しい大会です…。

次に「決選揮毫会」というものがあり、予選通過者のみで行われます。(ある程度の技術を持っている人だけ参加できます。)

さらに、「決選揮毫会」は、当日に「課題」が発表され、即席揮毫(2時間程度)します。

上位(金賞、銀賞、銅賞、秀逸、佳作)入賞は数名しか選ばれず、大変難しい大会です。(全国でもあまりない大会です。)

13年程教室をやってきましたが、金賞、銀賞、銅賞…など多くの生徒たちが入賞してきました。

過去、小学校・中学校での学校賞(団体賞)も取ることができました。しかし…

1位になれたことがないんです…。(私の力不足で…(;_;))

66年続いてきた歴史のある大会で、今年が最後となります。

子どもたちにとってはあまり「ピン」とこないかもしれませんが、この大会が長く続いてきたということは、意味のある、意義のある大会であるということです。

この大会が、筆を持つ人間の技術を磨き、向上させ、書の文化を継承する役目を果たしてきたと思います。

当教室だけでなく、多くの教室も一生懸命取り組まれてきたのではないでしょうか。

「切磋琢磨…」できる本当に素晴らしい、価値のある大会です。

 最後になりますので、「予選」をまずは通過し、「決選揮毫会」に出場できるように頑張って練習しましょう!\(^o^)/











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Posted by 大川こども書道塾 at 02:16│Comments(0)書道塾の日々の様子
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