2016年08月03日

楽書新聞148号発行~「一番大切なのは土台…」



楽書新聞148号発行致しました(^^)/

18年余り子どもたちに携わる仕事をしてきましたが、感じることは「世の中がよくなってきているなぁ」と感じないことです。(よくなっている部分もあるでしょうが…。)

教育の現場でお仕事をされている方に聞いても同じような返事が返ってきます。それだけでなく、こどもたちを取り巻く人(大人)の質というのも低下してきているようです…。

目に見えない速度でゆっくりと悪化してきているのでしょうか…。(こわいですねぇ…)

あまりネガティブな考えはしたくはないのですが
、教育関係者のみならず、色々な方と話をしているとそういう類の話をよく耳にするようになりました。

誰も悪くなろうとして、悪くなっているわけではありませんが、ニュースなどの内容がいいことばかりでないというところからもやはりどこかに問題が生じているのだと思います…。

ある精神科医の先生が書かれた本の中にこういうことが書かれていました。

「教育も建築物も一番大切なのは土台です。そして、一番やり直しがしにくい部分であると…」

まさしくそのとおりで、建物を立てる際土台は大変重要な部分です。

もし、その土台をいい加減に作って、家を建ててしまったらどうでしょうか…?

家が傾いてきたり、歪みが出てきて、もう一度土台作りからとなるともう大変なことになると思います…。

人の人格形成も建築物に例えられていて、やはり人間も土台(幼少期)作りが重要であるということを言われています。

中学生・高校生くらいで、何か問題が出てきた時のもう手のつけられない、かわいそうな生徒を多く見てきました…(学校勤務時)。

今考えるといきなり中学生・高校生で問題が発生しているということは、それまでの「育ち」に何らかの原因があるようです…。

もう遅いと思わず、今からでもしっかりと「人としての土台づくり」をやっていけば、立派な人に近づいていけるのではないでしょうか…。

諦めたらダメです…。

きっと「土台」ができた人を増やしていけば、途中で崩れることのない人が増えていくと思います…。

力はありませんが、どうにかこどもたちの役に立ちたいと思って筆を握っています…。





 


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Posted by 大川こども書道塾 at 18:37│Comments(0)書道塾の日々の様子
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