2014年06月25日
楽書新聞123号~「心の点数を上げる勉強も…」
今月の楽書新聞は「何のために勉強するのか?」ということを考える内容を書かせてもらっていますが、書けなかったことをブログに書かせてもらいました(^_^;…。こちらからです→→→☆何でも(勉強、テストの結果など)数値化されると、上か下か、良いか悪いか、大変判断しやすいものです。このことはとてもわかりやすくていいシステムだと思います。以前、教育の現場に携わっていたことがありますが、とても気になったことがありました。それは、幼稚園に勤めた時と、小中高校に勤めた時の子供の違いです。小中高校はご存知のとおり点数で評価が決まります。通知表もおおよそテストの結果を受けての評価だと思います。一方、幼稚園も学校という枠に入っていますが、点数で評価されることはありません。むしろ、挨拶ができただとか、友達と仲良くできただとか、お花に水やりをできただとか、そういうところを褒められたりします。私としては、保育園・幼稚園までは、しっかり挨拶などできていたのに、小中高校になるとそういう大切なことができなくなることを大変残念に感じました。やはり目に見える、わかりやすいもの(点数や順番など)に気がいってしまって、徐々に保育園・幼稚園でしっかり身についた習慣も失われていってしまう…。こういう学校もあります。「挨拶をしっかりしましょう!」というのぼりを作り、学校の周りに立ててある。(本来は必要ないもの、挨拶は自然にすべきものだから)過去に、2つの幼稚園に勤めましたが、そういうのぼりを立てなくてもあいさつはできていました。なぜこのようになってしまうのでしょうか?日本の教育システムがよくないのか、社会がよくないのか、学校がよくないのか、親がよくないのか?…。おそらく目に見えるわかりやすい方(テストの点数や外見など)にとらわれてしまい、だんだんと目に見えない大切な部分(心・精神的な部分)が感じとれなくなっているように思います。二人の子供がおりますが、子供たちには、勉強の点数も大切だと思うが、同時に心の点数も上げなさいと話すつもりです。1点点数を上げるのも大切だが、道に落ちているゴミを一つ拾うことも大切だと…。心を育てる勉強も大切です…。
「20」〜楽書新聞225号〜237号〜
「第44回読売学生書展」~みんなのがんばり!(124)~
「橋名板」を揮亳(^-^)/
「good life」~楽書新聞219号~224号~
「土から突然花は咲かない…。」
「一生懸命さ…」~第66回毎日全国学生競書展~みんなのがんばり!(123)
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Posted by 大川こども書道塾 at 10:27│Comments(0)
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