大川市にあるお子様向けの書道塾のブログです。書道の指導はもちろん、礼儀なども重視した教育を進めています。(お問い合わせ先)福岡県大川市大字津277-1 TEL0944(87)4897 090(9592) 9112 メールの場合、h0612001@gmail.comまで よろしくお願い致します。
2019年02月04日
楽書新聞175~178号 ~「鬼」
〈楽書新聞175号〉
「鬼」~
昨日は節分でしたが、豆まきはされましたか…?(^-^)
節分の主役である「鬼」は、幼いこどもたちにとったら怖い存在です…。
小学生になったてっぺいには、悪いことをしたら「鬼に怒ってもらう」と言っても、もう効き目はありませんが、下のなつにはまだなんとか効力があります…(^^;
まだ保育園児くらいはかわいいものです…。
〈楽書新聞176号〉
私にとっての「鬼」は、師である詫摩先生でしょうか…。
しかし、出来が悪かったからか(悪すぎたから諦められて)そんなに叱られた記憶はなく、私の未熟さ、弱さの核心をつかれることはよくあり、それがとてもよい学びになりました…(^_^;)
詫摩先生もお若く、パワーが満ち溢れていらっしゃった頃は、「『鬼の孤峰』と呼ばれていた」と奥様に聞いたことがあります…。
稽古なくして、いい作品は生まれませんのでその頃は生徒を育てるため、成長させるための厳しさがあったのでしょう…。
〈楽書新聞177号〉
でも、練習が終われば、優しいというか柔らかな表情に戻られ、練習の時は生徒を育てるため「鬼のお面」をしていらっしゃったのだと思います…。
今思うと、もっと叱られておけばよかったと…。
みなさんにとっての「鬼」は誰でしょうか…。
〈楽書新聞178号〉
書道の技術ももちろん大切ですが、人としてどうあるべきか、どう成長していくべきかを、一生懸命伝えて下さっていたのだと思います…。
先生みたいにまだ本物の鬼にはなれそうではありません…。
修行しなければなりません…。