大川市にあるお子様向けの書道塾のブログです。書道の指導はもちろん、礼儀なども重視した教育を進めています。(お問い合わせ先)福岡県大川市大字津277-1 TEL0944(87)4897 090(9592) 9112 メールの場合、h0612001@gmail.comまで よろしくお願い致します。
2024年01月17日
「20」〜楽書新聞225号〜237号〜
「20」
久しぶりにブログを書いています。
一年以上書くことを怠っていましたので、元々下手な文章がさらに伝わりにくくなっているかもしれません。お許し下さい…。
今は、InstagramなどのSNSツールが主流だとは思いますが、あえてアナログ的なこのブログを利用させていただいております。
このブログに辿り着く方がいらっしゃるのかわかりませんが、街を歩いていてこんな店あったんだぐらいの感じでチラリと覗いて通り過ぎていただけたらと思います…。
↑☆『第45回読売学生書展』入賞・入選作品☆
〈楽書新聞237号より〉
タイトルに「20」と書いておりましたが、教室を始めて20年になります。
先日、成人式でしたが、当教室もめでたく「二十歳」となりました。
これまで、教室に来ていただいた生徒さん、保護者の皆様、支えて下さったすべての方々に感謝致します。本当にありがとうございます…。
20年前に掲げた「人づくり(人間の育成)」を今も指導の柱とし、信念は変えず、育て方・手法は、今にあったものにアップデートさせながら、指導を進めていっています。
世の中、社会が激しく変化する中、学校や家庭、職場でも人を育てることが難しくなっているとよく耳にします。
書道をとおして、少しでも人づくり、子育てのお手伝いができればと思います。これからも宜しくお願い致します。
2022年12月27日
「第44回読売学生書展」~みんなのがんばり!(124)~
千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす
(宮本武蔵「五輪書」)
百回の練習では起こらない質的な変化が、千日の練習によって起きる。万日という稽古は千日のさらに上の質の高い技が得られる…。
結果が出る前につい練習をさぼってしまいがちになる心に、何事もコツコツと積み上げることの大切さを伝えてくれています…。
「質の高い技というのは、日々の鍛練の積み重ねで生まれる…。」
【左】読売学生大賞 【右】読売学生準大賞
【左】山口県知事賞 【右】読売学生俊英賞
【左】読売学生奨励賞 【右】読売学生奨励賞
【左】【右】特選
【左】【右】特選
【左】【右】特選
【左】特選
☆☆☆みなさんおめでとうございます!☆☆☆
2022年12月07日
「橋名板」を揮亳(^-^)/
近くに新しく開通した橋の橋名板を、当教室の生徒さん2名が揮毫されました。しっかり書けています。素晴らしいです!
「人生二度なし」
書道の練習の時に、一枚しか清書用紙を渡されなかったら、みなさんどんな書き方をするでしょう…。
二枚目はないわけです…。
紙が何枚も、何十枚もあるのと、清書用紙一枚しかないのとでは、集中力、真剣さが変わってくると思います。
人生も同じかもしれません…。
「人生二度なし」
日頃から一枚一枚、一筆一筆を大切に、普段の生活ももっと真剣さをもって生活していかないといけません…。
ダラしない自分自身にいつもに言い聞かせています…(^_^;)
2022年12月01日
「good life」~楽書新聞219号~224号~
「おいしい人生」=「よい人生(good life)」
ある大学の学長さんが、学生向けにでしょうか。どうしたら「よい人生を送れるか」という話をされていました。
まず、おいしい人生(=よい人生)はおいしい料理と同じように考えることができるとおっしゃっています。
「おいしい料理」を作るには、
「おいしい料理」=「いろいろないい食材」×「上手な調理法」が必要であると…。
いい食材があっても、調理が下手だったら台無しです。いくら調理の上手な人でも、傷んだ食材しかなかったら、おいしい料理を作ることはできません。
「おいしい人生」を考えると、食材にあたるのが、「さまざまな知識」です。そして、調理にあたるのが、その知識を生かすために「自分の頭で考える力」です。
「おいしい人生」=「さまざまな知識」×「自分の頭で考える力」
いくら知識が豊富であっても、その知識を活かすことができず、自分の頭で考える力がなければ、おいしい人生にはならないということでしょう…。
今は特にネットで情報、知識はたくさん得ることができます。(ネットの情報がすべて正しいかわかりませんが…)
さまざま得た情報・知識を上手に処理し、「思考する力」が必要だと言われていました。
ネットでの情報収集、勉強での知識の詰め込みも大切だとは思いますが、プラス「自分の頭で考える力(思考力)」もしっかりと育てていきたいものです…。
「おいしい人生」=「よい人生」が送れるように…。
2022年04月20日
「土から突然花は咲かない…。」
「第66回 毎日全国学生競書展」金賞作品。おめでとうございます(^-^)/
「土から突然花は咲かない…。」
小学生にもなると、「生活」や「理科」の授業などで、植物を育てたり、その植物の生育の観察・研究をすると思います。
土に種をまくと、発芽し根を張り、地上に芽を出し伸びていきます。その間、「太陽の光」「水」「空気」「温度」「養分」などが必要になってきます。
これがそのまま「人の成長」に当てはまるかわかりませんが、雑草が生い茂り、石がゴロゴロあって、栄養分もない土壌に種まきはしないでしょう…。
まずは、育ち行く、成長していける環境を準備することが大切だと思います。
あとは、適度な栄養を与え、適度に見守る…。
シンプルです…。
実は、みんな小学生の時から「育て方」の勉強はしています。
土から突然花が咲くことはありません…。
人間もすぐに成長し、何かよい結果を出せたり、成績がよくなることはありません…。
まずは、土に根を張り、少々のことで倒れることのない根を育てること…。
今咲き誇っている花々や緑の木々たちが教えてくれているような気がします…。
2022年04月07日
「一生懸命さ…」~第66回毎日全国学生競書展~みんなのがんばり!(123)
「一生懸命さ…」
先日、春の選抜高校野球を見ていて、プロ野球ならまだしも、高校野球がこれまで人を惹き付けるものは何だろうと考えていました…。
技術的な部分、パフォーマンスはプロ野球選手にはかなわないでしょう…。
ミスも多かったり、プロに比べれば迫力がなかったりもします…。
選手も毎年入れ替わりますが、そういうことは関係なく人気があります…。
なぜか…?
その理由は、「一生懸命さ」にあると思います。
人間がもっとも美しく見える時は、ひたむきに、なにかに打ち込んでいる時であって、その姿に人は胸を打たれる。一生懸命だからこそみんな応援したくなるのだと思います…。
新学期・新生活がスタートしました。高校球児のごとく、また未熟であってもただひたすらに…、そういう思いで一生懸命頑張っていきたいものです…。
☆【左】佐賀県教育長賞 【右】福岡市長賞おめでとうございます!☆
☆【左右とも】毎日新聞社賞おめでとうございます!☆
☆【左右とも】毎日新聞社賞おめでとうございます!☆
2022年03月07日
「若木」~楽書新聞210号~215号~
「若木」
親という立場からすれば、子どもになにかの力を身につけさせたいと思うかもしれないが、子どもは自然であって、自然はひとりでに展開していくものであろう。現代人はそこを自分の考えでなんとかしたがるわけだが、その傾向が少子化を生み、いわば若い世代を不幸にしていっている元凶ではないかとすら思う。
~(中略)~
大人にできることは、その環境(子どもたちが育っていく環境)を用意することであろう。とはいえ、モノが十分にあればいい、ということではない…。
オリーブの若木に十分な肥料を与え過ぎると、樹齢数百年という老木にはならないという。思えば当然で、わずかな栄養を必死で摂ろうとするからこそ、根が広く伸びる…。
《ある本の「まえがき」より》
現在進行形の子育て真っ只中ですが、どこのご家庭も子どもたちの将来のために、今何をし、どれくらいのことをやって上げればいいか悩んだり、迷ったりするものだと思います。
正直、うまくいく、正解となる子育ては、誰にもわからないと思います。しかし最終的には、子どもたちが、自分の足で立ち、人生という長い道を歩んでいけるように育てていかないといけません。
子どもたちもオリーブの若木のように、必要以上に栄養を与えなくても、今ある栄養分(環境)を必死に利用して、たくましい大人の樹へと成長していける力を備えている思います…。
栄養の与え方、与えないという手段、わずかな栄養分も力に変えられるように…、これらが子育ての重要なポイントだと感じます…。
2022年03月01日
「初心忘るべからず」
☆北陸地方の方からお手本のご依頼をいただき、先日、特別賞にご入賞されたとご連絡をいただきました。おめでとうございます!
さらに、技を磨かれ、素晴らしい作品を書いていって下さい。応援しております(^-^)/
「初心忘るべからず」
室町時代の能役者で能作者でもある世阿弥の能楽論書「花鏡」にある言葉です。
「何事も最初の志を忘れてはならない」という意味があります。
何事も一人前になるには長い修行が必要ですが、途中で気が緩んだり怠けたりして、最初に持っていた気持ちを忘れてしまうことから生まれたことわざです。
芸事に限らず、物事に慣れ、怠け心を起こしたり、うぬぼれたりすることを戒める言葉として用いられます。
ちょうど、年度変わりの節目でもあります。気持ち新たに気を引き締めて頑張っていきたいものです…。
2022年01月04日
「気構え」
(↑生徒さんからの年賀状)
☆新年明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願い致しますm(__)m☆
昨年よりコロナの感染が落ち着いて、クリスマス・お正月も例年どおりの活気が戻ってきていたように思います。
まだ完全に収束という感じではなさそうなので、みなさんそれぞれ気をつかいながら過ごされたのではないでしょうか。
また新しい変異株が少しずつ増えつつありますので、気を抜けない状況です…。
「虎口もよし」(年賀状)
『気構え』
今年は、寅年です。「虎」のつく言葉に、『虎口の難』という言葉があります。
意味は、虎に食われるような非常に危険な状況、難儀という意味らしいです。
その言葉をかりて、書いてみました。↑
本当は、危険な状況、災難などはない方がいいでしょう。しかし、何もないということはあり得なく、小さい山、大きい山は現れるものです…。
だから、「面倒なことや困難もかかって来いやっ!」ぐらいの強い気持ち、「気構え」でいた方がいいように思います…。
私は、うさぎ年でトラみたいに強くないのですが、気持ちだけはほんの少しだけ強く持っておきたいと思います…。
「難」もプラスに…。
2021年12月13日
「第43回 読売学生書展」~みんなのがんばり!(122)
「第43回読売学生書展」を見に行ってきました!
(昨年は、新型コロナウイルスの影響で展覧会は中止でした。)
コロナ禍の中でもみなさんしっかりと稽古され、学びの刺激となる作品が多数展示してありました。大変勉強になりました。ありがとうございました…。
【左】☆読売学生準大賞☆【右】☆読売新聞社賞☆
☆☆☆おめでとうございます!☆☆☆
↑☆新聞に掲載されました!☆
☆審査員推薦賞おめでとうございます!☆
以上8作品 ☆特選おめでとうございます!☆
以上7作品 ☆秀逸おめでとうございます!☆
☆みなさんおめでとうございます!また来年も頑張りましょう(^-^)/☆
2021年12月03日
効率もよし、非効率もよし…。
『効率』と『非効率』
「早く、正確に、要領よく、コストをかけずに…。」
要するに、「効率よく」ということ…。
世の中の大半は、それをよしとする、またはそれを求める流れがほとんどだと思います…。
IT革命以降、より一層「効率性」は加速し、ものすごいスピードで「超効率社会」になってきています。(そのスピードに取り残されそうですが…。)
現代の社会がこのようにしないとスムーズな生活が送れないシステムに、そして循環しないようになってきているようです…。
効率的で便利であることは大いに結構で、それを否定することはしません…。
一方、ビジネス・経済を回すようなものと違い、子育てだったり、教育というものはなかなか「効率よく」いかないもので、それとは正反対のもの「非効率」なことが多いようにも思います…。
例えば、「効率」の代表、Alは一回で話をインプットできますが、こどもには何回も同じことを言わないと言うことを聞いてくれません…。
勉強でも仕事でも何かを覚える際も、コンピューターなどの機械はすぐに覚えることができますが、人間が覚えるには時間がかかります…。
社会で役に立つ人にまで育てるには、時間もお金も様々な手間ひま、労力が必要です…。
もし、こどもと登山しようとなった時、4~5分でたどり着くロープウェイで頂上まで行きたいですか?(時と場合に応じてそれもよしだと思います。)
それとも、鳥の鳴き声を聞きながら、普段見ることのない景色を眺め、自然の山道を踏みしめながら登りたいですか…。(何時間もかけて登るのはキツいでしょうが、感じるものがたくさんあると思います…。)
「効率のよさ」もとても大切で必要なことですが、こどもたちには「効率的でない」ことを否定せず、「非効率」にもうまく対応でき、「非効率のよさ」も感じれるようになっていってほしいなと思います…。
「効率」もよし…。
「非効率」もよし…。
「非効率」のすすめ…。
2021年10月22日
「尺取り虫」
☆理事長賞(特別賞)おめでとうございます!☆
(夏休みに学校の宿題で出品。)
『尺取り虫』
人生の歩みの中には、楽してひとっ飛びできるようなジェット機などありません。
自分の足で、自分で歩いていくしかないのです。夢を実現するための手っ取り早い手段や近道があると思うなど、とんでもないことです。
一歩一歩を尺取り虫のように進んでいく、これが偉大なことへのチャレンジする姿勢です。
(ある本より)
人は誰しも楽してうまくいけばと思うものです。そう思うことは悪いことでもなく、ごく自然なことだと思います。
教室でも、家庭でも子どもたちに早くしっかりした大人に育ってほしいと思うのですが、20年以上子どもたちに携わる仕事をしてきて、人間の促成栽培はできないということがわかりました。
「地道」という言葉は古臭く思われるかもしれませんが、コツコツじっくりと育てていく方が後々人は大きく伸びていくように思います…。
様々な育て方がありますので、これが正解という答えはないと思いますが、一か八かの育て方、省略した育て方より尺取り虫のように確実に一つ一つのことをできるように育てていきたいと思います…。
一歩一歩確実に…。
2021年08月31日
「The earth」~楽書新聞200号~209号~
「The earth」
ある本の中で、「地球が人間に優しくしてくれている…」というような文を目にしました…。
よく環境問題などで「(人が)地球に優しく」という言葉を聞いたりしますが、「人間」が優しいのか、「地球」の方が優しいのかというと、皆さんはどちらの方が優しいと思いますか…。
人間がいくらでも森林を伐採しようが、工場や車などの排気ガスでめちゃくちゃ空気を汚そうが、地球は私たちに必要な酸素を届けてくれます。
また、生活する場所、水、食料なども与えてくれ地球の偉大さを感じずにはいられません…。
やはり「地球」の方が優しいですよね…。
これだけ地球に守られているのだから…。
今回の「新型コロナウイルス」の感染拡大で、全世界がこのような状況に陥った「原因・根本」は、この「地球と人間」との関係が少なからずあるようです…。
「新型コロナウイルス」の発生原因は定かではありませんが、人による森林伐採や大気・水質汚染など、動物たちの生態系を乱し、他の生物との交わりなどで、新たなウイルスを生み出したとも言われています…。
自国のため、経済のため、他ならぬ人間の欲でこのような状況になってしまったと言っても過言ではないでしょう…。
実はもう人間のわがままに付き合いきれず「地球」も疲れてきたのかもしれません…。
これまで「人間ファースト」で生きてきたのを、「地球ファースト」に切り替え、「上手に共生共存」していく道を探らなくてはならないように思います…。
2021年07月01日
「橋名板」を揮毫(^-^)/
市内に新しく橋ができ、当教室の生徒(田島さん)が橋名板を揮毫しました!↓
↑「新入道橋」と「しんにゅうどうばし」の漢字とひらがなの二種類を揮毫。
☆とても立派に書けています!これから橋を渡るのが楽しみです(^-^)/☆
2021年06月02日
『professional』~第65回毎日全国学生競書展~みんなのがんばり!(121)
『professional』
『professional(プロフェッショナル)』というと、「一流の仕事をし、尊敬される人」のことをいうと思います。
いつか読んだ本で、あるスポーツ選手の言葉が印象に残っています。
『人間のプロであれ』と…。
どういうことかというと…
仕事(技術)もできて+(プラス)『人間としてもできている人』のこと…。
教室でも、「書道の技術の向上」だけでなく、挨拶や礼儀、相手の立場になって考えるなど、『人として大切にしてもらいたい部分』も重視しています。
『人として大切なこと』は学校や家庭以外でも、これから生きていく上でも、とても重要になってくると思います…。
だから、子どもたちが将来何の仕事をしても、『人間的にも素晴らしい、人からも好かれ、応援してもらえるような人』を育てていきたいと思っています。
『人としてのプロ』を目指して…。
【毛筆・自由課題の部】
☆宮崎県教育委員会賞おめでとうございます!☆
☆福岡市教育委員会賞おめでとうございます!☆
☆毎日新聞社賞おめでとうございます!☆
☆毎日新聞社賞おめでとうございます!☆
【硬筆・自由課題の部】
☆太宰府天満宮賞おめでとうございます!☆
☆毎日小学生新聞賞おめでとうございます!☆
☆毎日新聞社賞おめでとうございます!☆
☆毎日新聞社賞おめでとうございます!☆
2021年04月11日
「書道之友6月号~3月号」作品出品!みんなのがんばり!(120)
『一(はじめ)』
いよいよ新年度、新学期がスタートしました!皆さん、進級に進学、ご就職おめでとうございます\(^^)/
それぞれが新しい場所で、新しい友だちと新しい生活が始まり、胸がドキドキしているのではないでしょうか…。
何事も最初が肝心なのですが、漢字の「一(いち)」は「はじめ」とも読み、『一(はじめ)』とは、物事の最初、始まり、スタートという意味があります。
もらったばかりの真新しい教科書を開けば、最初は「一」「基本」から始まり、それが応用・発展への学びの土台となっていきます。
実は、この「最初」=「一(はじめ)」がとても大切で、これ(「基本」)を疎かにしてしまうと後がうまくいかなくなることがよくあります…。(というか、うまくいきません。)
「最初」=「簡単で楽なこと」と思いがちですが、実は「最初の基本」ほど大切なことはありません…。
しっかりとした成果、結果を出したいのであれば、学校の勉強でも、仕事でも、普段の生活でもこの「一(はじめ)」を大切にしていかなければならないでしょう。簡単な、軽い言葉と思わず、いつも胸に留めて大切にしていきたいものです…。
☆最初(基本)が大切!みんな頑張れ!応援しています!\(^^)/☆
2021年03月10日
「つなぐ」~「有明筑後川大橋」
近くの筑後川河口付近に新しい橋ができ、3月中旬に開通します。有明海沿岸に沿った道路、「橋」ということで、「有明筑後川大橋」という橋の名前に決まったようです。
《3月14日開通予定》
当教室から小・中学生4名と卒業された生徒さん1名が橋名板を揮毫されました。
皆さん立派に書かれています!これから橋を渡るのが楽しみです(^-^)/
2021年01月13日
「おおきくなる…」
【『丑年』】
☆明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願い致しますm(__)m☆
『おおきくなる』
おおきくなるのは
こころがちぢんでゆくことですか
おおきくなるのは
みちがせまくなることですか
谷川俊太郎さんの詩「おおきくなる」より
「おとな」になるというが、臆病で、計算高く、護身に汲々とすることであるならば、「おとな」になるというのが、自分のさまざまな可能性を一つ、また一つ消してゆくことであるならば、「おとな」になんかならないほうがいい?手放してはならないまっすぐの問い。
(「こどもあそびうた」山田馨編)から【朝日新聞(朝刊)】
今も昔も様々な考え、生き方があって、人にあれこれ言われ、不純物が混ざった生き方より、こどものような純粋な気持ちで生きていった方が清々しいように思う…。
長男のてっぺいはよく『シンプル』という言葉を使う…。
大人になると物事について、ついつい複雑な考えになってしまいがちだが、我が子に生き方を『シンプル』にと…諭されたような気分になる…。
まだ、(てっぺいに)「こどものクセに…」と心で思いながら、「こどもの心」が羨ましい…。
人は元々(こどもの時)、広々とした世界を縦横無尽に駆け回れる力を持っている。
しかし、いつからか、誰かが小さくちぢめて、小さい箱の中でしか生きていけないようにしているようにも思う…。
大人が、「広く」「大きく」生きている姿を見せなくては…。
こどもが大人になりたいと思えるように…。
「おとな半分」「こども半分」の心で…。
2020年12月11日
「自分の頭で考える」~『第42回読売学生書展』入賞おめでとう!みんなのがんばり!(119)
出品しておりました『第42回 読売学生書展』の結果発表があり、先日「特別賞~特選」までの入賞者が新聞に掲載されました!おめでとうございます(^-^)/
☆読売学生準大賞おめでとうございます!☆
☆読売学生俊英賞おめでとうございます!☆
☆審査員推薦おめでとうございます!☆
☆審査員推薦おめでとうございます!☆
《特選おめでとうございます!》
《特選おめでとうございます!》
《特選おめでとうございます!》
《特選おめでとうございます!》
《特選おめでとうございます!》
《特選おめでとうございます!》
《秀逸おめでとうございます!》
《秀逸おめでとうございます!》
《秀逸おめでとうございます!》
《秀逸おめでとうございます!》
《秀逸おめでとうございます!》
《秀逸おめでとうございます!》
《秀逸おめでとうございます!》
《秀逸おめでとうございます!》
《秀逸おめでとうございます!》
『自分の頭で考える…』
私の指導のやり方は、基本「教えない教え方」をしていきます。(※指導が必要な生徒にはきちんと一から指導していきます。)
昔の職人さんなんかは、最初は何も教えてもらえず、技術を見て(盗んで)勉強しろと言われたものです。
今は違います。自発的に行動するのではなく、かなりの「受け身」の状態で育っていますので、何でも一から手取り足取り教えていかないといけません…。
だから、自立した人に育てるため、時間はかかりますが、(能力に応じて)「何も与えない、教えない」というやり方をしていきます。(成長を見守る形です。)
何も教えてもらえないと自分の頭で考えなくてはならなくなり、学ぼうとする姿勢に変わっていきます。そして徐々に自立した学びができるようになっていきます。
(社会では、「自分の頭で考えること」は必須です。)
何でもかんでも手をかけてしまうと、自分の頭で考えなくなり、周りの大人がこどもの成長しようとする芽を摘んでしまうことになりかねません。(何でも与えるのが教育ではなく、時には何も与えないことも大切な教育です。)
将来、自立した人に、自分の頭で考えれる人に少しずつでも育っていってほしいと思います…。
☆みなさんおめでとうございます!また、次回も頑張りましょう!☆
2020年11月10日
「hints」~楽書新聞197号~199号~
楽書新聞も次号で『200号』(月1回発行)を迎えます。これまでこどもたちの頑張りと、私の(わがままな?)想いなどを綴ってまいりました。
社会の変化、こどもたちの変化もあり、私自身もマイナーチェンジしながら、少しずつ内容も変化していっているように思います…。
しかし、教室を始めた当初に掲げたこどもたちの成長と幸せを願う気持ちは変わりありません…。
これからも少しでもこどもたちの成長にお役に立てるよう精進してまいります。宜しくお願い致します。
「hints」
小学3年生の息子が、毎日連絡帳にことわざを書いて帰ってきます。(覚えているのかわかりませんが…)
学校の朝の会で、言葉の学びとして取り組まれているようでとてもいいことだと思います…。
「魚心あれば水心」
「袖振り合うも他生の縁」
「己の欲する所を人に施せ」
「情けは人の為ならず」
「一期一会」
「呉越同舟」
ことわざは、生きていく上で役に立つ知恵、ヒントを短い言葉で伝えてくれます…。上記のことわざは、人との関わりについてのことわざです…。
昔も今も人間関係というのは、大変で、煩わしくもあり、しかしとても大切なことでもあります。
古の人たちも悩み、考え、私たちがよりよい方向に進めるよう作ってくれたのだと思います…。
先日読んだ本に、ことわざではありませんが、こどもたちの今に適した言葉(人との関わり方について)がいくつかありましたので紹介したいと思います…。(ある本を参照)
○「意見が違って当たり前」
世の中には色々な考え、思いをもっている人がいます。自分とまったく同じ人なんていません。意見の違いはあって当り前。だからビクビクする必要はありません。
○「みんな違うからおもしろい」
生まれ育った環境も、育てられ方もみんな違う。考えも価値観も…。みんなと違う考えや思いがあることこそおもしろいと受け止めよう。
○「相手の感じ方を想像しながら話す」
自分の考えや思いを話しても、受け止め方は相手しだい。聞く人がどう感じるか想像しながら話してみましょう。
○「信用されることは難しい」
人は行動の積み重ねで評価されるもの。少しずつ長い時間をかけて作られていくものです。
○「友だちは多くなくてもいい」
たくさん友だちがいるのもよし、ひとりぼっちでもよし。みんなと合わせるのも合わせないのも自分で決めればいい。
○「きらい」でもいじわるはしない。
誰でも「合う、合わない」「好き、嫌い」はあるものです。しかし、いじわるはしない。考え方や感じ方の違いは誰でもある。それを知ることが大切。
○「イライラをコントロール」
人との意見が合わなかったりするとイライラしたりします。そういう時は落ち着いて、感情をコントロールすることも大切。コントロールの練習をしよう。
これからも生きていると大変なこともたくさんあることでしょう。しかし、ネガティブに生きるより明るく楽しく生きていけた方が絶対幸せだと思います。
自分に合った生き方を考え、よりよく生きるためのヒントになればと思います…。