「余白」

大川こども書道塾

2020年10月13日 14:00



↑「読売学生書展」出品作品…(^-^)/




「余白とバランス」


子どもの頃、書道の練習をしている時に、先生に「『余白』を大切にしなさい」と言われたことがあります…。


「余白…?!」


その当時は、何のことやら意味がわからず、「白と黒のバランス」など何も考えずに書いていました。

お恥ずかしいことなのですが、墨の黒での表現しか考えていなかったのでしょう…。


今は、様々な芸術表現がありますので、紙に墨だらけの真っ黒な作品というのもありますし、真っ白な紙に細い線をただ書き入れただけ(見た目は真っ白)、そのような様々な表現があります…。

(当時書いていた作品について)先生は「余白(白)」があっての「墨の黒」、「墨の黒」があっての「余白(白)」という表現(「バランス」)もあるというお話をしていただきました…。





作品づくりもそうですが、人生でも、子育てでも、「余白とバランス」が大切かなと思います…。

「仕事ばかり」で心に余裕がない日常、「勉強ばかり」で、心に遊びがない生活…。

「情報過多、氾濫」で心落ち着かず、「思考し過ぎ(整理要)」のネガティブシンキング…。


時には、「頭の中、心の中」を空っぽに、または、断捨離して(余白づくり)、自分でうまくバランスをとることが、生きていく上で大切なことではないかと思います…。


「質のよいインプット」→「質のよいアウトプット」→「質のよい余白づくり」を…




















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