2018年03月07日
楽書新聞167号~「心を育てる…」
楽書新聞167号発行致しました!(^-^)/
今回は「富士山書き初め2018」の結果・作品を掲載しております。みなさんおめでとうございます(^-^)/
「心を育てる…」
以前勤めていた学校で、ある日校長に、
「石川、あとで校長室に来い」と言われました…。
「ヤバいッ!何かやらかしたかな…」と思って、数日の自分の行動を振り返りながら校長室に入いると、
校長「まぁ、座れ」
「わぁ、今から説教かよ…」と思いながら、
校長「日曜日に野球部でマラソン大会に行ったらしいな」
当時受け持っていた野球部員が…
「何か問題を起こしたのか…」
「誰や誰や問題を起こしたヤツは…」と頭の中で部員の顔が浮かび…、
校長「○○町の町長から電話があってな…」
「わぁ、町長の家の壁にでも落書きしたんかなぁ」と、想像すると怒りが込み上げてきて…、
「今日の練習はしごいてやるぞ!」と…、
その時、校長の顔がにこやかになって、
校長「日曜日のマラソン大会の終了後、率先して生徒たちが大会の片づけまで手伝ってくれたらしいな。○○町の町長さんからわざわざ連絡をいただいた。とても助かったと…。」
「あぁ、よかった~」と胸を撫で下ろし、なかなかほめられることもなかったので、このことは今でもよく覚えています…。
学校に勤めていた時から「心を育てること」は私自身の柱にしていましたので、野球の勝ち負け、技術の向上よりも「心の向上」を部活動でも生徒たちに伝えていました…。
この頃から他の先生方からも「野球部の生徒はよくなってきた」と…、言われるようになってきました…。
「心を育てること」…、そのことが浸透していたのか、生徒たちも率先して行動できる人間に成長してくれていたのではないかと思います…。
部活動をしていれば、いい成績を出したいだろうし、すぐに結果を求めてしまう傾向もあります。(学生の時は、時間が限られています。中学・高校なら3年間しかありませんので…。)
しかし、私は、勝ち負けよりも「人としての成長」を軸として指導していたため、常勝チームではありませんでしたが、周りから応援してもらえるようなチームに成長していってくれたのだと思います…。
学校の部活動は、野球選手を育てる場ではありません…。
「人を育てる場」です…。
子どもたちが将来、「自分で心を育て、成長できる人」に育っていってもらいたいと願っています…。
「20」〜楽書新聞225号〜237号〜
「第44回読売学生書展」~みんなのがんばり!(124)~
「橋名板」を揮亳(^-^)/
「good life」~楽書新聞219号~224号~
「土から突然花は咲かない…。」
「一生懸命さ…」~第66回毎日全国学生競書展~みんなのがんばり!(123)
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「橋名板」を揮亳(^-^)/
「good life」~楽書新聞219号~224号~
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「一生懸命さ…」~第66回毎日全国学生競書展~みんなのがんばり!(123)
Posted by 大川こども書道塾 at 14:59│Comments(0)
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