2017年02月23日

楽書新聞155号~「教えない…」



楽書新聞155号発行致しました!(^^)/


学生の頃いくつかアルバイトをしたことがあるのですが、そのアルバイトを始める時指導してくれるスタッフがいます。


一つ一つ丁寧に優しく教えてくれる人もいれば、何も言わず黙って仕事を見て覚えろという人もいます。


私の場合、あまり優しく教えてもらうと気持ちがダラッとなって、覚えなくてはいけないこともダラダラと長引いてしまい、全然一人で仕事を任せてもらえなかったことがあります…。


逆に、何も言わず見て覚えろという方が指導される場合は、こちらが緊張感をもってしっかり見て、覚えて、考えてやらないと全然仕事になりません。しかし、その方がすぐに仕事を覚え、一人で任せてもらえるようになりました…。


皆さんだったらどちらの方に教えてもらった方がいいですか?


私はいつも怒られたり、叱られたりしていたので、それに慣れていたので後者の方が合っていました。



「してもらう」と「やる」の違いでしょう…。



「仕事を教えてもらう」

or

「仕事を(自ら)学ぼうとする、盗む」…か?



「受動的」人間でいるのか

or

「能動的」人間に育っていくか…。


人の性格などにもよると思いますが、どちらがいいか…?


「世の中そんなに甘くはない」は間違いないでしょう…。


どちらで育っていった方がいいか…。


私は、学校の先生がいなくても、親がいなくなっても、「自分で学び続けれる子どもたち」「力強く自立し、生き抜く力をもった子どもたち」を育てていかないといけないと思っています…。


だから教室では、甘やかさず、なるだけ自分の目と頭と心を使って勉強していくように促しています…。


時間もかかりますし、忍耐も必要ですが大切なことと思ってやっています…。


「教えない教え方」です…。









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Posted by 大川こども書道塾 at 14:52│Comments(0)書道塾の日々の様子
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