2017年01月25日

楽書新聞154号~「根が育ち花開く…」



今年最初の楽書新聞(154号)発行致しました(^^)/

昨年末行われた「第38回読売学生書展」の結果を載せております。





写真掲載している作品を書いた生徒たちは、平均7~8年筆を握ってきた生徒たちです。


「積小為大」…


小さな積み重ねをコツコツと辛抱強くやってきた結果このような作品を書けるようになったのだと思います。




○「根を育てる」…


筆の握りはじめはみんな上手ではなかった…。


たった1~2年で大輪の花など咲くはずがない…。(咲いた人など見たことがない…)


最初の2~3年は、「根」を育てること…。


人としての土台作り、技術の基本を育てること…。


2~3年かけてもできない場合、4年でも5年でも、10年でも根気強くやっていく…。


諦めないこと…。


賞を取るなど考えない…。


何事にも順序がある…。


(3年後も4年後も、10年後20年後も「根」はずっと大切である。)


「根」を育てず、「花」は咲かない…。


咲いたとしても、すぐ枯れる…。


根が育っていない訳だから…。


急に咲かせようとすると無理が出る…。


また、一からやり直しである…。


何事も慌てず、焦らず、しっかりと「根」を育て
雨風にさらされてもしっかりと立っていられる人に育てること…。


ただそれだけである…。


ただそれだけ…。


努力と時間は必要だろう…。


「するか」「しないか」である…。


「根」が育てば自ずと伸びて、「花」開く時が来る…。


自分で「根」を育て、「大輪の花」を咲かせる人に育っていってもらいたい…。


今寒風に耐える草木のように…。




「春」はもうすぐである…。





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Posted by 大川こども書道塾 at 14:55│Comments(0)書道塾の日々の様子
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